宇垣美里「棒読み女優」の評価を蹴散らした!新境地開拓に「なんて見事なんだ」

 今夏放送のフジテレビ系「彼女はキレイだった」で女優デビューを果たした宇垣美里(30)。今や女優としての成功を目指すが、気になる評価は散々なのである。

 ドラマ関係者が語る。

「世間の感想は『かわいいだけで演技は壊滅的』『棒読み女優』『作品の世界観ブチ壊し』といったネガティブな指摘がほとんどだった。正直、私も彼女の芝居を見て『女優としては厳しいのではないか』と考えざるを得ませんでした」

 デビュー作で早くも「女優失格」の烙印が押された形の宇垣だが、まさかのウルトラCを繰り出した。

 先のドラマ関係者は、

「彼女が出演するグルメドラマ『黙食女子』(ひかりTV)を見て『なんて見事なんだ』と唸らされたんですよ」

 と、前言をアッケなく撤回するのだ。

 12月3日から配信されている同ドラマで、彼女は「うどん好き女子」の役を務める。

「味噌煮込み専門店に赴くのですが、タイトル通り『黙食』がテーマなので、ほとんど会話シーンはなく、あっても『心の声』がある程度。彼女特有の棒読みを感じさせる箇所が皆無なんです。黙々と味噌煮込みうどんを食べる顔が実に素晴らしい。味わいの機微を表情で見事に演じきっているんです。ただ美人なだけではない優れた表現力を、彼女の顔から感じました」(前出・ドラマ関係者)

 ネット上でも、同ドラマでの食し方に好評の声が相次いでいる。セリフ封印により「新境地を開拓した」と、ある意味、女優としては屈辱評である。

 もっとも、彼女が目指すのは、会話でも魅了する本格派女優だというが‥‥。

 芸能プロ関係者が引き取って語る。

「彼女を突き動かしているのは『女子アナ女優』のライバルで、TBSの先輩でもある田中みな実に負けたくない気持ち。二度と『棒読み女優』と言われないよう、リベンジを期して演技トレに励んでいます」

 バラエティーでも目指すのは「打倒田中」。その意気込みたるや、並々ならぬものがあった。

「宇垣は12月21日スタートのAbemaの恋愛バラエティー『恋のコーチは元恋人』でスタジオMCに抜擢された。女優業だけでなく『女の本音を代弁するポジション』でも先行するライバル・田中を猛追しています」(前出・芸能プロ関係者)

 黙食が推奨される時代だからこそ飛び出した、怪演女優の成長に期待したい。

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