お笑い芸人とモデルの夫婦で、今もっとも稼いでいるのはジャングルポケットの太田博久と近藤千尋だろう。近藤はギャル系ファッション誌「S Cawaii!」(エスカワイイ)の元専属モデル。太田とは16年にゴールインし、2女をもうけた。夫婦共演の仕事を解禁してCM、雑誌に登場すると、パッケージのギャラが高騰。今春からは、TBS系朝の生活お役立ちバラエティ番組「ラヴィット!」の金曜日に夫婦でレギュラー出演中だ。
芸人とモデルの円満夫婦は少なくない。謹慎中のアンジャッシュの渡部建と佐々木希、劇団ひとりと大沢あかね、ロンドンブーツ1号2号の田村淳夫妻、極楽とんぼの加藤浩次とカオリさんほか。これらといささか異なるのが、男女コンビの相席スタートの山添寛のパターンだ。
相席といえば、「M-1グランプリ2016」のファイナリスト。相方の山崎ケイは18年、「ちょうどいいブス」という自虐フレーズで世に出た。昨年10月、後輩の落語家・立川談洲とゴールイン。山添は婚姻届の証人としてサインしている。
山添の元カノは、現役モデルの赤井沙希。美人で170㎝を超える長身。長い脚が買われてプロレス団体「DDT」からスカウトされ、現在は女子プロレスラーとしての顔も併せ持つ。父親は、80年代に“浪花のロッキー”として一世を風靡した俳優でタレントの赤井英和だ。最初に結婚した妻との間に生まれたひとり娘が沙希だが、3歳のときに離婚。以降は疎遠になっていたため、親子の記憶は乏しいという。
沙希と山添は同じ京都府出身で、学生の頃に付き合っていた。
「沙希が中学2年生、山添が高1のときに交際。わずか2カ月ほどの淡い恋で、お互いを深く知る前にお別れしたそう。そんな2人が昨年末に偶然、有名人の合コンセッティングバラエティ『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(ABEMA)で再会。19年ぶりに会い、番組でカップル成立となりました」(週刊誌記者)
のちに同番組は、系列会社であるテレビ朝日系でも放送され、プロレスとお笑いファンをザワつかせた。ひとまず元サヤに収まった格好だが、その後、真剣交際に発展したという情報は伝わってこない。ネタづくりのための復縁だったという説もある。
山添は36歳で独身。漫才の腕は申し分ないが、ギャンブル癖を直せないクズ男でもある。山崎を「借入先」と呼び、ピーク時には220万円も借金。今年8月には55万円まで減らしたものの、「借金は絆」「金を貸せば徳が積める」という歪んだ信念を曲げないため、当分結婚はなさそうだ。
ジャンポケ大田夫婦のようにパッケージで売り出すのはまだまだ先か。
(北村ともこ)