女芸人と番組スタッフとの結婚が急増中!「勝ち組カップル」は誰だ?

 女芸人の職場婚が増えている。しかも、選んだ伴侶は人気番組のスタッフというパターンだ。

 番組関係者がこぞって感涙したのは、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で“珍獣ハンター”を務めるイモトアヤコ。彼女が結ばれたのは、自身を国民的タレントに仕立て上げたディレクターの石崎史郎さんだ。

 出会いは07年。オーディションでイモトを審査、合格に導いたのが石崎さん。イモトが視聴率女王に成長していく姿を同行ディレクターの立場で見続けた。出会いから12年後の19年11月、番組初の生放送で結婚を発表すると、平均視聴率22.3%という驚異の数字をマークした。

 その真逆で、番組を利用した婚約発表が裏目に出たのは野呂佳代。元AKB48・SDN48のぽっちゃり系は、バラエティタレントとして大成。月9ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)に女優として抜てきされるほどの活躍だ。

 野呂は昨年11月18日放送の「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」(TBS系)のゴールデン初進出特番の一部生放送を使って、婚約発表記者会見を開いた。しかし、集まったマスコミはわずか5人。視聴率も惨敗だった。

 お相手は、5歳年上のテレビディレクター・麻生裕久さん。「HEY!HEY!HEY!」や「爆笑!大日本アカン警察」「ダウンタウンなう」(すべてフジ系)などを担当し、”ダウンタウンのお抱え”といっても過言ではない。婚姻届の保証人は「ダウンタウンなう」や「バイキング」で手を組む坂上忍が務めた。

「さんまのお笑い向上委員会」(フジ系)のプロデューサー・藤本大介さんと昨年11月にゴールインしたのは、ニッチェ・近藤くみこ。19年の番組打ち上げで初めて会話らしい会話を交わし、交際に発展。同棲生活をスタートさせ、番組MCの明石家さんまに婚約を報告したあと、マスコミに発表した。およそ1年にわたる極秘交際の末、今年3月に番組内で公開結婚式を挙げている。

「タレントと番組スタッフの最強共稼ぎといえば、ギャル曽根さ名城ラリータさん。曽根はいまだに大食いタレントであり、料理上手のママ、コメンテーターとしても活躍。夫で彫りの深いイケメンのラリータさんは『全力!脱力タイムズ』や『千鳥のクセがスゴいネタGP』(ともにフジ)ほか人気番組を多数抱え、局をまたいで引っ張りダコです」(週刊誌記者)

 モデルの新川優愛は、ロケバスのドライバーを夫に選んだ。柳原可奈子の夫はフジのテレビマンで、キンタロー。の夫もテレビディレクター。古くは”関西の女帝”上沼恵美子も、夫は関西テレビのらつ腕テレビマンだった(すでに定年退職)。

 出役の女性と裏方の男性。多忙なテレビ業界では、さまざまな夫婦への発展形が存在する。

(北村ともこ)

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