デヴィ夫人「マナー本」発売翌日に「パワハラ審判」報道!女性マネージャーの訴えとは…

 タレントのデヴィ夫人が11月1日、3年ぶりとなる著書「デヴィ夫人のマナー論 選ばれる女がやっていること」(Clover出版)を発売。同日更新のブログには「この本から、成功者がどうやってチャンスに巡り合ってきたかを知り、皆様が素晴らしい人生を送るヒントにしていただけますと嬉しいです」と綴ったが、当の本人がチャンスどころか〝ピンチ〟に巡り合ってしまった。

 11月2日発売の「週刊新潮」が、不当に解雇されたとして2人の女性マネージャーがデヴィ夫人に対して労働審判を起こしたことを報じた。記事によると、デヴィ夫人がインドネシアから帰国する際、夫人の親戚が新型コロナ感染で急死したことを知らされた彼女たちは、感染リスクを避けるため2週間の自宅勤務を申し出た。それがデヴィ夫人の逆鱗に触れたようだ。労働審判には、給与の未払い分を求めたほか、過去にデヴィ夫人から受けたパワハラ一覧表も提出。そこには「バカ!」「クビだ!」「出て行け!」などの暴言や、ファイルを投げつけるなどの行為が挙げられていたという。デヴィ夫人側も“感染者扱いされた”として、マネージャー2人に対し損害賠償請求訴訟を起こしている。

 デヴィ夫人は、9月4日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)でも物議を醸したばかり。番組ではデヴィ夫人の一行がドバイを訪れる企画を放送。罰ゲームに負けたデヴィ夫人は1人だけ小さなテントに泊まることになったのだが、気温の高いドバイで風も通らないミニテントで一晩過ごすのはリスクが大きい。82歳の体にはキツイという共演者らの訴えを受け入れ、番組ディレクターは企画を撤回、デヴィ夫人に謝罪したのだが、夫人は「人道に反します」とはねつけた。「じゃあ、そこにひざまずいて」と指示すると、ディレクターに「ご高齢の方に失礼なことをしたなと思っています」と謝らせたのだ。

 この土下座シーンが放送されるや、ネット上ではデヴィ夫人に同情する声が上がった一方、パワハラだという批判も出た。

「20年11月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、タレントの出川哲朗はデヴィ夫人について『とにかく夫人は周りにいる人が全て使用人(だと思っている)』と語っていました。悪気はないのでしょうが、気に入らないことがあると極端な行動に出るのかもしれません」(芸能記者)

 使用人にはもう少しやさしくしたほうがいいかもしれない。

(石田英明)

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