五輪選手の〝性態〟について、米「インサイダー」はこう指摘している。
〈世界中から集まる魅力的で肉体的にも健康な何千人ものアスリートが、選手村という隔離された空間で2週間ともに過ごせばどうなるか、想像がつくはずだ〉
選手村からの自由な外出が禁止されている前代未聞の大会。そんな息の詰まりそうな隔離下で「部屋での酒宴もフリー情交もOK」となれば‥‥。
それこそ、ペアでの行為では飽き足らない選手らが「複合プレイ」まがいの酒池肉林の宴を繰り広げる、などという事態にもなりかねない。
元五輪アスリートのひとりも、次のように証言する。
「これまでの大会でも、スキンが配布されるや、すぐになくなりました。出場選手らにとって、五輪は『性キの祭典』でもあるのです。選手村はハッテン場と化し、見知らぬ選手に『どの競技に出るの?』と囁けば、それがきっかけになる合言葉。いわば歴代の『申し送り事項』として継承されています。そうして『意思』が伝わり、情交相手はすぐに見つかります。近年はスマホのマッチングアプリを駆使して、手当たり次第に相手を漁る手口も、選手の間で流行しています」
選手村が勢い、ハッテン場と化すのは多くの場合、競技への出場が終了してからのこと。帰国するまでのこの解放感あふれる至福の期間に、クライマックスを迎えるのだ。元五輪アスリートが続けてブチまける。
「女子選手の中にも積極派がかなりいます。『筋肉ムキムキのマッチョ選手とやってみたい』と公言していた選手の部屋は、いわゆる‟行為部屋‟状態でした。そうしたさまざまな性的嗜好を持ったアスリートたちが集う大会では、国境を越えた情事、変質プレイに発展することも珍しくありませんでした」
今回のオリ・パラに話を戻せば、選手村は東京都に置かれる「本村」のほか、神奈川県や北海道などの各地に「分村」も置かれる。加えて組織委は、各国のチームが独自に手配したホテルなどを選手村とすることも容認しているのだ。
このような条件下、しかも変異株が勢いを増していく状況下で、酒池肉林の宴が繰り広げられた場合、どのような結末が待ち受けているのか。著名な感染症専門医による、衝撃の警告を聞こう。
「五輪大会が始まる7月下旬までには、これまでの変異株から、現時点で最も感染力が強いとされるインド株へと、どんどん置き換わっていきます。組織委は選手や関係者らに定期的なPCR検査を実施するとしていますが、PCR検査における陽性者の見落とし率は3割前後もある。また、プレス関係者を含めた大会参加者のワクチン接種率も、8割を下回ることが見込まれています。仮に酒宴や性行為が完全に禁止され、かつ、プレイブックに示された感染対策が完全に実施されたとしても、選手村では感染者が続出することになるでしょう」