「ドミノ・ピザ」はピザ×日本食をテーマに、ご飯の上にピザのトッピングを乗せた「ピザライスボウル」を5月19日から発売開始したが、これにツッコミが殺到している。
「同チェーンを運営するドミノ・ピザ ジャパンによれば、社長から『日本人の舌も理解して商品を提供していることをもっと知ってほしい』との要望を受け日本食とコラボしたピザの開発がスタートしたといい、その模様は公式YouTubeにもアップされています。天ぷらピザやラーメンピザ、寿司ピザを経て、ご飯の上にピザトッピングを乗せるという形にたどり着いたのだとか」（フードライター）
ラインナップは、定番トッピングを使用した「ドミノ・デラックス」「ガーリック・マスター」「炭火焼チキテリ」「高麗カルビ」「炭火焼ビーフ」「シーフード・スペシャル(ホワイトソース)」「5種のチーズ」の7種類で価格は799円からで、バター風味のライスは100%国産米を使用しているという。
しかしこの新商品にネット上では、《普通に美味しそうだけど、ピザでも和食でもないね。っていうか、ドリアじゃん》《いやいやどう見てもドリアでしょ》《ベシャメルソースを使っていないだけで、ほぼほぼドリア》といった声が相次いでいた。
「ただ、『ピザライスボウル』がドリアかどうかは置いておくとしても、ピザのトッピングをご飯で食べるという発想は面白いと思いますよ。アルミ皿に入ったものをスプーンで食べるので手も汚れないし、ピザを職場で頼むというのは気が引けますが、この商品だったら全然アリだと思います。コロナ禍でデリバリーの需要は増えていますから、ピザ店がこうしたピザ生地以外の商品に挑戦するのもバリエーションが増えて良いと思いますし、ひょっとすると思わぬヒットになるかもしれません」（フードライター）
なお、実際に食べた人たちからは《これはドリアじゃないピザだ！》といった声も上がっており、いずれにせよ「ドミノピザ」ファンは動揺しているようだが…。
（小林洋三）
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