2月14日、フリーアナウンサーの宇垣美里が、オスカー女優たちが競演する映画「スキャンダル」の公開記念イベントに出演。しかし、そこで話したTBSの局アナ時代の“心掛けていた”エピソードに総ツッコミが上がった。
「テレビ業界を舞台にした映画ということもあり、昨年3月でTBSを退社した宇垣に日米のアナウンサーの立ち位置の違いについて質問があったんです。そこで彼女は、『日本のアナウンサーはどちらかというと凡庸なといいますか、強すぎない、派手過ぎない、主張し過ぎないことが求められている』とコメント。さらに自分について『実際にニュースを伝えるにあたって、アナウンサーはノイズにならないのが一番大事なのかなと思い働いていました』と振り返ったんです」(エンタメ誌ライター)
また、宇垣が局アナ時代の恩師として挙げたのが、TBS時代の先輩だった枡田絵理奈アナ。枡田アナからは「バラエティー番組とかで映ることが少なくても、その番組が円滑に進んで出演者が楽しく過ごすことができたとすれば、そのお手伝いができたのであれば、それが一番のアナウンサーの仕事だよ」と教えられ、この助言を受けて「映りたいと思わずに自分ができることをしようと思えた」と発言。しかし、こうした一連の“心構え”にネット上では、「ウソでしょ!?」といった、失笑のような指摘が飛び交ったんです。
「枡田アナに感謝している様子はしっかり伝わってきましたが、『じゃあなんでタレントやってるの?』『枡田アナの言ってることを実行してない』『フリーになるには、そもそもスキルが足りていなかった』などと、枡田アナの言う“アナウンサーは縁の下の力持ち”的な姿勢が宇垣からは感じられないといった批判です。プロデューサーへのブチ切れエピソードや、『ナメられるのが嫌い』発言など、プライドの高さと自己主張の激しさばかりが印象に残っているからでしょう。枡田アナとはあまりにタイプが違うため、良き先輩の助言を実行していたとはとても思えないというのが世間の評価のようです」(前出・エンタメ誌ライター)
ただ、もし本人なりに自己顕示欲よりも円滑に進むことを第一に慎ましく努力していたというなら、否定するのは気の毒。ここはひとつ、枡田アナが彼女をどう見ているか聞いてみたいかも。
(塚田ちひろ)