「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)で人気を博した太川陽介と蛭子能収のコンビ。2017年に同番組を引退したが、2人の活躍を見たいと望む声は多く、「いい旅・夢気分」にて出演を重ねてきた。それがついに「太川蛭子のローカル鉄道寄り道旅」として復活を果たす。
「これは『土曜スペシャル』内の企画のひとつ『太川・蛭子 ローカル鉄道寄り道の旅』を独立させた番組です。土スペではすでに第3弾まで放送されていますが、好評なので独立させたのでしょう。4月からは『太川蛭子の旅バラ』としてレギュラー化し、“ローカル鉄道”をメインに2人の旅番組を毎週放送する予定です」(テレビ誌ライター)
田中要次と作家の羽田圭介の新コンビとなった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」は視聴率が低迷し、視聴者の評価もいまひとつだ。それに代わる旅コンテンツとしてローカル鉄道寄り道の旅をプッシュしていくということだろう。だが、同番組には早くも不安要素が持ち上がっているという。
「1つは蛭子さんです。ローカル路線バス乗り継ぎの旅を卒業したのは、蛭子さんがバスのつながらない区間を歩くのがつらくなったからだとされています。そこであまり歩かなくて済むローカル鉄道寄り道の旅になったわけですが、思っていたより歩く機会が多いんですよ。3月9日放送の第3弾でもかなりの距離を歩く羽目になっていました」(前出・テレビ誌ライター)
もし蛭子が歩くことを拒否すれば、番組は成り立たなくなる。さらに不安要素はもう1つある。太川の衰えだ。
第3弾で太川が、小繋駅を訪れた際に近隣住民の家にリュックを置き忘れるという、まさかのチョンボが放送された。
「バス旅での太川さんはリーダー役で、すべてが完璧でした。リュックを忘れるなんて、らしくありませんね。さらに八戸駅では2度も電車に乗り遅れるミスを冒しています。バス旅時代にこんな太川さんは見たことがない。さすがのルイルイも寄る年波には勝てないのかも」(前出・テレビ誌ライター)
テレビ東京が大きな期待をかける太川陽介と蛭子能収のコンビだが、かつてのように番組はうまく回っていくだろうか。ローカル路線バス乗り継ぎの旅ファンは注意深く2人を見守っている。