【中国】株価乱高下でも景気浮揚の“劇薬”が効かない習近平独裁の弊害
中国の株式市況が乱高下を繰り返している。習近平政府の経済対策が二転三転しているためだ。 恒大集団の債務返済問題が発覚したことで中国経済が大不振に陥っていることを世界中が認識してから3年が過ぎた。...
中国の株式市況が乱高下を繰り返している。習近平政府の経済対策が二転三転しているためだ。 恒大集団の債務返済問題が発覚したことで中国経済が大不振に陥っていることを世界中が認識してから3年が過ぎた。...
中国が「世界の工場」と呼ばれ繁栄の坂を駆け登っていた1990年代、筆者は衝撃的な話を聞いた。 「中国はどんなに発展しても必ず躓く。理由は二つの政策と一つの伝統があるからだ」 教えてくれた...
「なぜ、中国経済は潰れそうで潰れないのか?」 世界で今、多くの人が疑問に思っているテーマだろう。 中国経済の“牽引車”だった不動産開発に異変が起きたのは2021年7月のこと。業界第...
まだお盆休み気分が抜けきらぬ8月18日、苦境にあえぐ中国経済を象徴するニュースが飛び出し、世界に衝撃が走った。経営再建中だった中国の不動産業第2位の「恒大集団」が米国で破産申請したからだ。 ...
恒大集団の規模は日本を代表する不動産会社の三菱地所、住友不動産、東急不動産を足したよりはるかに巨大だ。1996年に広州で不動産開発に乗りだし、2020年の売上高は5072億元(約8兆6000億円)。...
中国・上海市が都市封鎖を解除して2週間、上海経済圏がようやく動き出した。 これにより、習近平国家主席は、中国経済が本来の姿に戻って、大きく成長を続けていくと自信満々だ。「中国が世界を頼るの...