34歳で急逝!俳優・滝口幸広さんを襲った「突発性虚血心不全」の危険因子

 俳優の滝口幸広さんが11月13日未明、突発性虚血心不全で死去したことが15日のスポーツ紙などの報道でわかった。34歳だった。

 滝口さんは2004年、ドラマ「WATER BOYS 2」(フジテレビ系)で俳優デビュー。以後、ミュージカル「テニスの王子様」など、多くの舞台やドラマで活躍。12月28日から始まる舞台「明治座の変~麒麟にの・る」(~31日)や、来年1月からの舞台「『A3!』~AUTUMN2019~」などへの出演も発表されていた。

 11月11日更新のインスタグラムでは、明治座の舞台について取材を受けたことを報告し、「こーゆー取材や打ち合わせがあると年末が来たなぁって言う感じがします。今年も明治座で楽しみたいと思います」と、意気込みを語っていた。その2日後に亡くなるとは、誰が想像できたであろうか。

「滝口さんの死因は、突発性の虚血性心疾患だと思われます。東京都福祉保健局のHPによると、突然死の中で最も多いと考えられている。心臓に血液を送る冠状動脈が狭窄したり閉塞したりして、突然倒れて1分以内で死亡することもあります。虚血性心疾患を招く危険因子としては高血圧や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病のほか、肥満、喫煙、精神的ストレスなどがあげられます」(医療ライター)

 原因はわからないが、あまりにも早すぎる死だった。

(石田英明)

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