料理の隠し味や、チャーハンや中華スープなどを作るときに使われる万能調味料「味覇(ウェイパァー)」。お湯に溶かすだけで簡単に美味しい味付けができるとあって、定番の調味料として愛用している人も多いだろう。
その味覇に、コクと風味をたっぷりと詰めて「ラーメン」に昇華させた商品があるという。徳島県にある「岡本製麺」と兵庫県に本社を置く味覇の製造会社「廣記商行」がコラボした「味覇拉麺(ウェイパァーラーメン)」である。
「この商品は棒状の乾麺です。作り方は、沸騰したお湯で3分間、麺を湯がくだけ。透き通るような美しいスープと、ツルツルで喉越しの良い麺との相性は絶妙で、味が控えめの中華味ということもあり、老若男女、誰の口にも合うと評判です」(フードライター)
実は、販売元の岡本製麺は「手延べ半田そうめん」を作っている会社。御当地ラーメンの「徳島ラーメン」も手掛けており、もともと麺作りには定評がある。ノンフライ生めん風のコシのある麺は、味覇のスープにしっかりと絡むので、一般的な袋麺と比べても満足度はかなりのものといえる。
ちなみに別バージョンとして、青いパッケージの「海鮮味味覇拉麺」もある。麺は通常版と同じだが、海鮮風味がかなり強く、日清カップヌードルのシーフード味を思わせる。
ECサイトなどでは182グラム×4袋で1400円ほどで販売されている。レビューにも、《大好きなラーメン。何度もリピートしています》《子どもがこのラーメンしか食べません》などといった感想が寄せられている。
単なる調味料から進化を遂げた味覇ラーメン。一度試してみる価値はありそうだ。
(ケン高田)