2025年も猛暑予想!バカ高野菜を「超安価」で手に入れる方法が申し込み間近

 記録的な猛暑による野菜の高騰が続いた2024年。日本気象協会の情報メディア「Weather X」によると、25年の天候は冬には強い寒波、春の到来は早く、夏は猛暑、秋は厳しい残暑になるとの見通しだ。気候を見る限り、農作物の栽培も難しい1年となり、全般的に野菜価格も高値をつけると予想される。

 少しでも野菜を安く手に入れたい人におすすめなのが、市区町村が運営(または民間企業に委託)している「市民農園」だ。市民農園とは、市区町村に住民登録をしている人を対象に野菜栽培用の畑を貸し出すシステムのこと。基本的には水道に加え、クワやスコップなどの農機具が備えられており、自分で準備する手間も省ける。自治体によって使用できる区画面積にはばらつきがあるが、おおよそ15平方メートル前後。素人が栽培するには十分な広さだ。利用期間は1~2年で、利用料は1年あたりに換算すると約1万円とリーズナブル。中には1万円よりもっと安い市民農園もある。応募者多数の場合は抽選制だ。

 たとえば東京都板橋区の場合、1区画約15平方メートルで利用料は5500円。3月上旬から翌年1月末日まで借りられる。募集受付開始は毎年1月中旬ごろで、区のHPなどで告知される。

「種から始めれば、かなり安価で野菜を育てることができます。苗を買っても数百円なので、大きな痛手にはなりません。野菜作りは難しそうに思えますが、素人でもキュウリやナス、ミニトマト、シシトウ、ピーマンなどは比較的簡単に育てることができます。うまく生育できれば大量に収穫でき、野菜を買うのがバカバカしくなるほど。また、農作業は肉体労働でもあり、日ごろの運動不足を解消する効果も大。健康的にダイエットできるうえ、無農薬の手作り野菜を食べることができます」(生活情報誌ライター)

 25年、野菜の自給自足に挑戦しては?

(石田英明)

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