開運のプロが教える2025年金運アップ大作戦(3)初詣で訪れたい「最強パワースポット」ナビ

 25年は足で稼ぐ! 初詣に行くべき寺社仏閣や、新しいエネルギーをチャージできるパワースポットとは? サイキック芸人・キック氏のナビゲートのもと、巳年の開運スポットへいざ参らん!

 全国各地の寺社仏閣を巡り、その場所が放つエネルギーを感じてきたというキック氏。パワースポットの申し子であり、占いにも精通している立場から、まずは、新たに迎える巳年とは一体どのような時代なのかを読み解いてもらった。

「巳年は、大衆の年になると予想しています。ポイントカードの活用法や節約術などが、メディアでも頻繁に取り上げられると思いますね。でも、古くからヘビは、新しい命をはぐくむ存在として信仰されてきた歴史もあるので、お金を守るだけではなくて、新たに金運を掴むための準備を整える。相場の世界に〝辰巳天井〟という格言があるように、株価が高値をつける年とも言われています。こうしたチャンスを引き寄せるためにも、色々なパワースポットを巡り、少しでもよい運気を取り入れて金運を上げる種を手に入れていくのも大切だと思いますよ」

 そんな新年の初詣は、ヘビにちなんだ寺社が金運アップをもたらしてくれるという。そこで、最初に紹介してくれたのが、石川県金沢市にある「金澤神社」だ。

「寛政6年(1794年)に建立された歴史ある神社です。そもそも、パワースポットの観点から読み解くと、金沢はよいお金のエネルギーが満ちている場所として知られています。シンプルに言うと、お金を持っている人が多いため、金運を呼び込む流れができている環境なんです。そんな最高のエリアにある神社なので、行かない手はないでしょう。しかも、社務所では財運や繁栄をもたらす神の使いと言われる白蛇の形をしたお守りを売っているんですが、これが金運アップに効果的です」

 続いて、東京エリアでは、宇賀神と呼ばれる、体がヘビで頭が人という人頭蛇身の神様を祀る寺社として有名な上野の「不忍池辯天堂」を紹介してくれた。

「ここの本堂の正面に立って右手側の横道を抜けると、本当に小さな弁天堂があります。アロマで潜在意識を呼び起こす〝サイキック・アロマリーディング〟を確立された齊藤帆乃花先生と一緒に訪れたのですが、先生いわく『新たな生命を生み出すエネルギーに満ちている』と言うほど、最強の隠れたパワースポットなのです。ここに来ると新たなエネルギーを蓄えて金運の種を得られると思います」

 同じく、東京エリアからは「大蛇お練り」で知られる「奥澤神社」(世田谷区奥沢)を挙げる。

「疫病が流行った江戸の中期に、藁で作った大蛇を作ったところ疫病が収まったことから、今も『大蛇のお練り』を続けている神社です。鳥居に大蛇が掛かることもあるので、目一杯、ヘビが持つ生命エネルギーを補充できます」

 足を運んで開運パワーを実感してほしい。

 全国に点在するヘビにまつわる寺社の中で、とりわけ、キック氏が最強のスポットと紹介するのが、埼玉県にある秩父三社のひとつ「寶登山神社」だ。宝登山山麓に位置する、豊かな自然に囲まれた神社で、〝宝の山を登る〟という縁起の良い名前から金運のパワースポットとして有名だ。

「この神社の代表的なお社の裏側に、小さな社殿があります。ここも、先程の齊藤先生とご一緒したのですが、『ヘビのエネルギーが断トツに強い』とおっしゃるほどのパワースポットです。先生は、ヘビが卵を守っているように感じたそうなので、新しい生命が生まれる時のような強いエネルギーが得られます」

 まさに、巳年にこそ訪れたいパワースポットの数々だが、キック氏は、意外にも地元にある神社へのお参りもオススメする。

「今紹介した寺社は、パワースポットであることは確かなのですが、実はお住まいから近くにある寺社に行くことも金運向上に繋がります。目安としては、自宅から100キロ以上離れた場所に行くなら、地元の氏神を祀る神社を大切にした方が、ご利益を得られやすい。その土地が繁栄すると、住民もその恩恵にあずかれるからです。各都道府県にある神社庁に電話すると地元の氏神を教えてくれるので、あらかじめ調べておいてもいいでしょう」

 また、実際にお参りする際のマナーついては、次のような教えを。

「根本的な問題として、その人にとって不運を呼び込みやすい方角というものがあります。お参りする神社がその方角にあるなら避けた方がいいですね。それと、お参りをしてすぐに帰ろうとする人もいますが、これはいけません。だいたい、30分ぐらい周囲を散策したり、お茶屋があればそこで一服したりして、その場の空気に馴染むことも大切です」

 最後に、こんな時代に金運を掴むための生きる姿勢について語ってもらった─。

「物価高や世界情勢も不安定なので守りに入ろうという気持ちは理解できるのですが、あまりケチケチしているのもよくありません。お金の循環が滞って、金運の巡りが悪くなるので、せっかくのビジネスチャンスを逃す可能性も高まります。大盤振る舞いをする必要こそありませんが、身なりを整えてみすぼらしい格好にならないように意識した方がよいと思いますね。また、言葉遣いも金運と大きく関係しています。品のある正しい言葉で話すように心がけて、景気のよい話を口に出す。そういう姿勢を心がけるだけでも、よい運気の流れを呼び込めると思いますね」

 巳年は、新しい自分に脱皮して初詣へ!

*写真はサイキック芸人・キック氏

(週刊アサヒ芸能1月2・9日合併特大号掲載)

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