開運のプロが教える2025年金運アップ大作戦(1)ザクザク貯まる「五芒星メソッド」とは

 かつてウン千万円もの借金を抱えながらも、わずか1年半で完済した開運のプロがいる。24年12月に「なぜ人は龍に惹かれるのか 龍神の恵みの受け取り方」(ヒカルランド)を上梓した、占い師で開運カウンセラーの脇田尚揮氏だ。読者のために、ザクザク貯まる「五芒星メソッド」を指南する。

「24年の干支は甲辰。大木に龍が巻きついて昇っていくような1年で、25年の乙きのと巳みはエネルギーのベクトルがガラリと変わります。乙は草花を指し、その隙間をヘビがウネウネと這って進んでいくイメージでしょうか。水面下で物事が動き、形が残らないものに大きな価値が生まれます。車や不動産などではなく、知識や体験にお金を使うことで大きなリターンが得られるでしょう。丙午となる26年は、走る馬のように、まっすぐに力を発揮できるための準備期間と心得るべき。浪費は御法度。ヘビの財布を買ってギャンブルなんてもってのほかです」

 徳を積んで財を成すために何をすべきか。脇田氏が別掲の「開運五芒星」を示した上で、獲・蓄・環・愛・想の5つのポイントを挙げて解説していく。

「朝7時から9時は辰の刻。このドラゴンタイムに寝室の窓を2カ所開けて、換気を行うのです。人間は1分間で7.5リットル、ペットボトル15本分の息を吐く。部屋に充満した邪気を出し、外から陽の気を取り入れます。すると風に乗って龍神が入ってくる。ヘビの大親分である龍神を味方につけて、〝稼ぐ運気〟をつかむイメージです。これが『獲』。

 その後は洗面台の鏡の前で『愛』の筋トレに移ります。顔には不平不満を表す47本筋と笑顔を生み出す13本筋があります。人間は意識していないと、重力に負けて口がへの字になったり、眉間にシワができたりとネガティブな方向へと変わっていくもの。そこで鏡の前でニッと笑って口角を引き上げて13本筋を鍛える。笑顔をより魅力的にするためにも、リップクリームは欠かせません。唇に潤いを与えて笑顔。『良い顔してるな』という自己イメージを植えつける儀式と心得てください」

 3つ目が「環」だ。人間、年を取ると家族や同僚になかなか「ありがとう」と素直に感謝を伝えにくいものだが、脇田氏はある言葉を推奨する。

「ぜひ使ってほしいのが『お蔭様です』。日本では目に見えないものを『蔭』と呼びますが、『蔭』と呼び捨てにするには失礼。そこで〝お〟と〝様〟をつけて最上級の敬意を示しているというわけです。『ありがとう』は言いにくくても、『お蔭様』なら抵抗なく言えるはず。目に見えないものに感謝を伝え、よい気を循環させると、この言霊に反応して様々な出来事が起こるはず。例えば、『今月の生活費があと1万円足りない』といったピンチの時に、草葉の下から救いの手が差し伸べられるかもしれません」

 朝起きたら換気と笑顔。日中は「お蔭様です」を口癖に。これらをルーティンにして、実践してほしいのが「蓄」だ。脇田氏が続ける。

「一番わかりやすいのは、神社仏閣にお参りすること。初詣だけでなく、お参りを習慣化してどんどん徳を積んでほしいですね。弁財天を祀る神社がベスト。月に1回と決めたら、ヘビの形に似ている22日。2日でも結構ですが、パワーは22日の方が強い。

 ヘビは水場を好むので、特にトイレは念入りに掃除してください。便器に『ありがとう』と感謝を伝えながら、ブラシで円を描くように『円満』の動きで磨き上げる。仏教の禅宗では『トイレ磨きは自分磨き』言われるほど重要視されています。掃除を終えたらきちんとフタを閉じることも大切です。

 また、水場をキレイにするという意味では、タバコの吸い殻拾いも『蓄運』。1本の吸い殻は100リットルの水を汚してしまいますからね。他人が捨てた吸い殻を拾うことで、自分の運がどんどん蓄積され、降りかかった大難を小難に、小難を無難にしてくれるはずです」

 そして、1日の締めくくりは「想」だ。

「瞑想なんて仰々しいものではなく妄想。お金がザクザクと貯まるワクワク感を抱えて眠りにつくのです。そのためには深呼吸が必須。普段生活している中ではどうしても呼吸が浅くなりがち。これを就寝前に整える。自分の悪い部分や毒素を吐き切るつもりで、すべての息を吐きだし、空っぽになった状態で息を3秒止める。そこから何も入っていないお腹の金庫に〝お金の光〟を取り込むイメージを頭に描きながら息を吸う。これを3回繰り返してください。イメージをより具現化するために1万円札の現物をじっくり眺めてもよいでしょう」

 お金に関する悩みは尽きない。「借金が減らない」「貯金ができない」など、お困りの御仁は今日から蓄運に努めてほしい。

(づつく)

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