楽天の辰己涼介外野手が11月28日、都内で行われた「ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に“全身ゴールド”で衝撃的な登場をした。
4年連続4度目の受賞となった辰己は、スパンコールを使用した金色のスーツに、髪の毛、指先、そして顔面、耳の穴まで金色に染めて登壇。ドヤ顔を振りまいていたが…。
「同賞は今年で53回目。プロ野球界でも由緒正しい真面目な授賞式だけに、あまりにふざけすぎ。会場は微妙な空気に包まれていましたよ」(プロ野球担当記者)
辰己の奇想天外な登場は今回が初めてではない。「NPBアワード」(26日)では3度の歯や着替えをしてちょんまげをつけた袴姿などで登場していた。
「あの奇抜な言動は昨年1月、『元銀座ナンバー1ホステス』をウリにするYouTuberで会社経営者の鈴木セリーナ詩織さんと結婚してからと言われています」(夕刊紙記者)
辰己は決勝で敗退した今回のプレミア12で井端弘和監督に「何かをやってくれる選手」とクリーンアップで起用されていたものの、
「単に目立ちたいだけのああいうキャラは、巨人や阪神など伝統ある球団では許されない。楽天であろうとも、茶髪に髭面も許さなかったノムさん(故・野村克也氏)の監督時代ならいくら実力があっても起用されていませんよ。日本ハムの新庄剛志監督も現役時代、多くの奇抜な言動がありましたが、全て、プロ野球ファンのため、日本ハムを人気球団にしたいというシンプルな目的があった。辰己とは大違いです」(プロ野球関係者)
そんな不評の空気など全く読まない辰己。今後も我が道を行くのだろう。
(小田龍司)