「全身ブルーの女の人が…」ケンドーコバヤシが謎の“性被害”を告白

 ケンドーコバヤシといえば、日本テレビ系「ダウンタウンDX」やTBS系「水曜日のダウンタウン」などの人気バラエティーでおなじみのお笑い芸人。トークの引き出しの多さで知られているが、9月10日深夜放送のラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)に出演し、過去の“性被害”を告白する一幕があった。

 毎回、ゲスト2人が台本なしのトークを繰り広げる同番組で、ケンドーコバヤシの相手役を務めたのはオカルト雑誌「ムー」の編集長・三上丈晴氏。ケンドーコバヤシは自らを「オカルト懐疑派」と称していたが、いざトークが始まると、これまで数々の不思議な体験をしたことを明かし、「心霊体験もあれば、アブダクション(宇宙人による誘拐)という体験もあれば、エイリアン的なこともあれば、性的暴行被害、何者かに…。現実のものではない何者かに性的暴行被害を受けていたという過去もあるんですよ」と語っていた。

 ケンドーコバヤシが体験した謎の“性被害”とは…。その内容は番組の終盤で明かされた。まだ性に目覚める前の話として、ケンドーコバヤシは「毎晩、部屋の窓が開いて、アラビアみたいな格好したブルーの、全身ブルー。服も肌も髪の毛も目の色もブルー、グレイみたいな女の人が入ってきて」と切り出す。その謎の女が股間を触ってきたようで、毎晩、恐怖心を抱いていたようだが、ある日、「これめちゃくちゃラッキーなんちゃうか」「うらやましいことされてんちゃうか」と気持ちが切り替わると、ぱったり来なくなったという。このエピソードには後日談があり、後に酒場でこの“謎の女”について語っていると、カウンターにいた別の客から「それはな、中東の妖怪だよ」と指摘を受けたというのだが、これに「ムー」編集長の三上氏が「だぶん、それ、中東のほうだと、ジンってやつですね」と鋭い指摘。ケンドーコバヤシは「あ、それ!やっぱおるんすね」と驚きの声をあげていた。

「ジンとは中東の民話などに登場する煙の精霊を指し、もっとも有名なのが、『千夜一夜物語』に登場するランプの魔人。アニメ『ハクション大魔王』のハクション大魔王やアクビちゃんもジンにカテゴライズされます。ケンコバさんは『なぜ中東から大阪の住宅地に?』と不思議がっていましたが、三上氏によれば、妖怪に距離は関係ないそう。それにしても、中東の妖怪と聞いて、即座にジンと言い当てた三上編集長のオカルト知識はさすがの一言。トークイベントなどにも引っ張りだこの理由がわかります」(メディア誌ライター)

 番組を盛り上げたケンドーコバヤシと三上編集長のオカルト談義。ぜひとも続きが聞きたいものだ。

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