「身分不相応なことを」マツコは生謝罪、「5時に夢中!」に地方民の不満爆発

《星の王子様で終わった》《あれ? カレーの王子様でしょ?》《これで5時夢のマツコともサヨナラか》といったリアクションが寄せられたのは、6月24日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」。番組の終盤、マツコ・デラックスと株式トレーダーの若林史江氏が、「やっつけ晩ごはん!」のコーナーで調理した夏野菜たっぷりキーマカレーを実食。マツコが「お子さんでも食べれる辛さです」と感想を述べると、若林氏はそれを否定。大人には物足りないが、子どもには辛すぎるという結論に達し、マツコは「子どもって“星の王子様”食べてんだもんね」と語って番組は終了となった。

 グルメ通で知られるマツコが、S&Bから発売されているロングセラー「カレーの王子さま」シリーズを“星の王子様”と間違えたことで、SNSにはツッコミのコメントが寄せられていたが、同時に、《来週から見れないのか!》《エムキャス民には最終回…せつない》《もうメールは送らん》と視聴者の不満の声が殺到していた。メディア誌ライターが解説する。

「『5時に夢中!』をオンエアするTOKYO MXは、2015年より動画配信サービス『エムキャス』を提供し、アプリでも同局の番組が視聴できましたが、今年6月をもってサービスは終了。この結果、東京以外のエリアに住む人は『5時に夢中!』だけでなく、『バラいろダンディ』などの人気コンテンツを視聴できなくなってしまうのです」

 前述した「やっつけ晩ごはん!」の調理中、番組MCの垣花正アナウンサーが宮城県の視聴者から届いたメールを読み上げると、マツコは「宮城県?」と反応。垣花アナがエムキャスに触れれば、マツコは「エムキャスってもうなくなるんでしょう? すいませんね、本当に。身分不相応なことを始めたばかりに…」と頭を下げて生謝罪した。

「垣花アナは沖縄県出身で、おそらく実家で母親が毎回楽しみに視聴しているのでしょう。垣花アナは番組の中で『素晴らしいアプリだったとうちの母も言っております』と語っていました。エムキャスの終了は、出演者やその家族にとっても辛いニュースでしょう。気になるのは今後の視聴方法。『東京ホンマもん教室』や『パンサー尾形の竹馬散歩』などは公式YouTubeで引き続き視聴できるようですが、『5時に夢中!』や『バラいろダンディ』はいまだ未定となっています。面倒かもしれませんが、地方に住む人間は、東京都民にお願いして録画データをDVDに焼いたものを郵送してもらうしか手立てがないかもしれません」(前出・メディア誌ライター)

 マツコのトークが生放送で楽しめる「5時に夢中!」。地方の視聴者離れを食い止める次の一手に期待したい。

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