プロ野球界に一気に拡がる「フェースガード」が女性ファンに大不評

 オープン戦に入ったプロ野球だが、今シーズンから選手たちの見た目で大きく変わったといえば、フェースガード付きヘルメットの着用だろう。しかしこれには、ファンの間から不評の声もあがっているという。

 このフェースガードは、打撃時のヘルメットに装着することで投球から顔面を守るための「Cフラップ」と呼ばれるプロテクター。もともとはメジャーリーガーが使用していたものを、近年になってソフトバンクの柳田悠岐、広島カープの鈴木誠也、ヤクルトのバレンティンなどが使い始めていた。

「それが春季キャンプに入ってから、選手の間で一気に流行り始めたのです。昨年、広島にいた時から使っていた丸佳浩が巨人に移籍したことで、巨人の選手もこぞって使い始め、ついに巨人は本格導入することを決定。投手においては義務化する方針も固めました。この傾向は、各球団にも広がると見られています」(スポーツ紙記者)

 しかし一方で、このフェースガード着用の波を嘆くのが女性ファンだ。

 沖縄で巨人対横浜DeNAの練習試合を観戦したファンはこう言う。

「ほとんどの選手が付けていてビックリしましたよ。で、バッターの時はアレでほとんど顔が隠れちゃう。私は(坂本)勇人が目当てなんですけど、やっぱり付けてて、せっかくホームの近くに席を取ったのに少しがっかりでした」

 そんな調子で、プロ野球ニュースを観たファンたちからもネット上で《イケメン選手は特に付けてほしくない!》といったブーイングがあがっているほどなのだ。

「確かに選手をケガから守るためには絶対に必要なアイテムですが、昨今のプロ野球はテレビ中継よりも球場に直接足を運ぶ観戦スタイルが主流となり、球団も子供や女性ファン拡大のために努力している。その流れで言えば、“選手の顔が見えづらい”というのはマイナスでしかありませんね」(夕刊紙記者)

 となると、クリア(透明)タイプなんかが出てきてもいいのかも?

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