ドジャース大谷翔平の「スポンサー問題」企業カラー「赤」のJAL、三菱UFJは真っ青!?

 ドジャースと10年1000億円超のメジャー史上どころか北米スポーツ史上最高額となる巨額契約を結んだ大谷翔平。オフシーズンに突入しても連日話題の中心にいるが、チームを移籍したことで“ある問題”が囁かれている。それは彼の広告についてだ。

 現在、数多くの企業とスポンサー契約を結んでいるが、なかでも多くの大谷ファンが気にしているのがJALの広告。メジャー1年目から大谷をイメージキャラクターとしてCMなどに起用している同社のコーポレートカラーは赤。エンゼルスはチームカラーが同じ赤だったため、ユニホーム姿で広告に出てもマッチしていたが、ドジャースのチームカラーは「ドジャーブルー」と呼ばれる青。

「青はANAの企業カラーです。そのため、ネット上では《ANAに乗り換えか?》なんてコメントが数多く投稿されているのです」(広告代理店社員)

 もちろん、実際にはそんな話はないが、確かにドジャースのユニホーム姿でJALのCMや広告に登場するのは違和感がありそうだ。

「JALの広告でもスーツ姿のバージョンもあるので、来年はそれがメインとなるのではないでしょうか。また、球団とは関係ないトレーニングウエアを着る方法もあります」(同)

 問題はJALだけではない。同じく大谷が広告契約をしている三菱UFJ銀行の企業カラーも赤。青はみずほ銀行のイメージカラーのため、こちらも気になるところだ。

「広告のセオリー的にはあり得ない組み合わせですが、相手は世界一のスーパースターですからね。あえてドジャースのユニホーム姿で、新たな広告がお披露目されるかもしれません。どれだけ違和感なく打ち出せるか、広告屋の腕の見せ所でもあります」(同)

 いずれにしてもエンゼルスのユニホーム姿の広告をいつまでも出し続けるわけにはいかない。果たして2024年バージョンの広告がどうなるのか今から楽しみだ。

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