「テメェらはウジ虫?」岡田奈々が作詞した“ネット弁慶の歌”の過激度

 元AKB48の岡田奈々が11月7日にソロデビューアルバム「Asymmetry」をリリース。同日は岡田の26歳の誕生日ということもあり、バースデーイベントを兼ねたリリースイベントを東京・アーバンドックららぽーと豊洲にて開催し、集まったファンに収録曲をお披露目した。アルバムには全13曲が収録されているが、この全ての作詞を岡田自身が手掛けたことも話題に。特に5曲目に収録された「ネット弁慶の皆様へ」という歌詞のハードさはネット上で反響を呼んでいるようだ。

「岡田といえば、2017年に行われた『第9回AKB48選抜総選挙』の開票イベントのスピーチにて、スキャンダルをネタに順位を上げるメンバーを批判。真面目なメンバーが報われるグループにするために、自ら“風紀委員長”を名乗り出て、優等生キャラとしてファンからの人気を集めていました。しかし昨年11月、イケメン俳優との熱愛が“文春砲”で明らかになり、数日後にはグループ卒業を発表。それまで築き上げてきた優等生イメージが熱愛スキャンダルによって崩壊し、“オタ卒”するファンも続出するなど、当時ネットは大炎上していました」(芸能誌ライター)

 そんなバックグラウンドを持つ岡田が書き上げた「ネット弁慶の皆様へ」という曲。タイトルからも想像がつくが、週刊誌報道を受け、ネット民のバッシングの対象となった彼女だからこそ書ける過激な歌詞に仕上がっているようだ。

「歌詞には『テメェらはウジ虫? うじゃうじゃ湧いて甘い蜜に 他人の不幸 最高の幸せ!って匿名の悪魔』『腹立つ!何にも知らない奴らの戯言 真実を知ってから好きに言えばいい』など、匿名の誹謗中傷やバッシングへの反骨心が全面的に表れています。この歌詞に対しネット上では《ただの悪口並べただけ》《下品すぎて匿名の書き込みと同じレベル》《熱愛で離れたファンを煽りすぎ》《炎上狙いだろ》などといった批判的な意見が多い中、《攻めてて好き》《ちょっと良いと思ってしまった》《強気すぎて面白い》など、評判の声もチラホラ。ハードな歌詞には、2020年に大ヒットしたAdoの『うっせぇわ』を連想したという感想も多く、賛否はあれど、刺さる人には刺さる曲となっているようです」(前出・芸能誌ライター)

 優等生キャラの殻を完全に破った岡田の活躍に注目だ。

(浜野ふみ)

エンタメ