「手術で無期延期」の可能性も…世界が注目するマスクVSザッカーバーグ「決闘の行方」

 X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏とMeta社のCEOを務めるマーク・ザッカーバーグ氏による「大富豪どうしの金網デスマッチ」。両雄の決闘に世界中から注目が集まっているが、ここにきてマスク氏が「試合前に手術が必要かもしれない」と言い出し、世紀の一戦がお流れになる可能性が出てきた。

「今回のバトルは、マスク氏が、当時Twitterのライバルになると予想されていたMeta社の『Threads』をからかうような投稿をしたのがコトの発端でした。この投稿にフォロワーから《ザッカーバーグは柔術をやっているから(発言には)気をつけた方がいい》と指摘されたマスク氏は、『彼がその気なら私はケージマッチで闘うつもりだ』と発言。すると、それを聞いたザッカーバーグ氏が自身のInstagramに『場所を教えてくれ』と投稿したのです。さらにマスク氏が総合格闘技団体UFCがよく大会を行うラスベガスのオクタゴンを試合会場として挙げたことから、一気にふたりの決戦が現実味を帯びたのでした」(ネットライター)

 その後も2人の舌戦は続いたものの、試合についての具体的な進展はなかった。しかし、8月6日にマスク氏がXに「ザック対マスクの試合はXでライブストリーミングし、収益はすべて退役軍人のための慈善活動に寄付される」と投稿したことで再び動き出した。これにザッカーバーグ氏がThreadsで、「慈善活動に使うならもっと信頼性の高いプラットフォームを使うべき」と揶揄し、さらに「(試合開催日は)8月26日でどうだと彼に提案しているのだが、まだ返事がないんだ」と明かしたのだった。

「一方、マスク氏は決闘の場所について、古代ローマの壮大な場所で戦いを行うことでイタリアのメローニ首相の合意を得た、と明かしました。イタリア側も当地での開催を認めたとも言われています。ただ、ザッカーバーグ氏は合意していないことをThreadsに投稿しており、事態はこう着状態でした。そんな中、マスク氏が突然Xで、『MRI検査を受ける予定だ。戦いの前に手術が必要になるかもしれない』と投稿し、仮に手術となれば数カ月は試合が出来ない可能性を示唆したのです」(フリージャーナリスト)

 ちなみに、今回の一戦についてスポーツを対象とした賭けに関するデータ分析サイト「ODDSPEDIA」は、79%でザッカーバーグ氏が勝つと予想している。圧倒的不利と予想されるマスク氏が、手術を格好の理由にして「敵前逃亡」を図ったのか…。いずれにせよ、世紀の決闘の行方が注目されるのである。

(小林洋三)

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