フリーアナの羽鳥慎一と宮根誠司が、それぞれメインキャスターを務める冠情報番組といえば、朝の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)と午後の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)。
「モーニングショー」は、2022年度で平均視聴率が7年連続民放トップ。NHKを含めると同時間帯で3年連続横並びトップを獲得(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。朝の情報番組では独走状態だ。
一方、「ミヤネ屋」は17年度まで通期平均視聴率が平日の同時間帯で、関西・関東の両地区で9年連続トップに輝いた(ビデオリサーチ調べ)。最近は「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(TBS系)に苦杯を舐めることがあるが、それでも人気は根強い。
絶好調な視聴率はもちろん、羽鳥、宮根両メインキャスターの存在なしには語れないが、実は、視聴者の評価は異なるという。
「羽鳥はゲスト解説者やコメンテーターの話を最後まで聞き、視聴者目線でわかりやすく説明するのが持ち味。一方、宮根は羽鳥と正反対で、コメンテーターやゲスト解説者、リポーターの話を遮り、自分の意見を言ったり、無茶振りの質問をしたりします。宮根が話を遮ることで、相手と言葉が被り、視聴者が聞きたい情報が聞き取りにくくなってしまうことも多いですね。同じことを何度も言ったり聞いたりするのも、視聴者受けが悪い要因と言われています。もっともそんなところが宮根の持ち味でもあるんですけど」(週刊誌記者)
まるで正反対のようだが、2人には共通点もあるようだ。
「2人とも『ドケチ』なんです。あるテレビ関係者が『宮根さんにおごってもらったという話は聞いたことがない』と証言していますし、別のテレビ関係者は、ギャラが出ない番宣(番組宣伝)には『めんどくさいわ』とほとんど出演しないと明かしました。一方、羽鳥は元妻が『7億円近く稼いでいるくせに、娘の20歳の誕生日に送ってきたのが2万円の図書カードだったの!たった2万円よ、信じられないでしょ!』とぼやいていたことを女性誌に報じられましたね」(週刊誌記者)
羽鳥と宮根、金銭面では気が合いそう!?
(石田英明)