UAEに建設中の中東最大級カジノに“あの人物”が関与を画策するも…

 賭け事を禁ずるイスラム教の教えに基づき、法律でギャンブル全般を禁止しているUAE(アラブ首長国連邦)。日本馬が6レース中3勝と席巻した先月の「ドバイワールドカップ」も例外ではなく、馬券はJRAや海外のブックメーカーを通じて購入するスタイルだ。

 だが、そんな同国で数年以内にカジノが解禁になる可能性が高いと世界中の多くのメディアが伝えている。昨年、UAE北部のラアス・アル=ハイマ首長国でアラブ最大級のカジノリゾートを建設すると発表したのだ。

 これまでUAEを訪れる観光客のほとんどはドバイとアブダビに集中。だが、完成予定の26年以降は、両都市に次ぐ人気都市として注目を集めるのは間違いなさそうだ。
 
 実は、そのカジノリゾートの敷地内に建設が噂されているのが日本の街並みを模したリトルトーキョーのようなエリア。しかも、その発案者があのガーシー容疑者だというのだ。

 4月4日発売の「FLASH」では、彼を同首長国のシェイク・サレム殿下などに引き合わせた現地コーディネーターが「現在もプロジェクトは進行中」と語り、王族もガーシー氏をサポートしていると証言。しかし、8日配信の「FRIDAYデジタル」では「王族が彼を最後まで保護するメリットはない」という別の関係者のコメントが紹介されている。

「駐在員の間でも話題になっています。ただ、このアイデア自体はすでに世界各地で実現されている二番煎じの企画で、仮に彼がいなくても困りません。日系企業はもちろん、外資系だって逮捕状の出ている人とは仕事をしたがらないでしょう。少なくとも現地筋の情報では、彼がプロジェクトに直接関わるような話は聞きません」(ドバイの日系企業幹部)

 この話が本当であれば、カジノに一枚噛もうとする彼の目論見は外れたことになる。そもそもパスポート返納命令を受け、失効すれば不法滞在になる可能性もある身。14日には国際手配されており、リゾート開発に関わっている余裕はなさそうだ。

※写真はカジノ建設予定地のラアス・アル=ハイマ首長国のアル・マージャン島

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