au三太郎CMで「親指姫」池田エライザの“サイズ”が大きくなったワケ

 auの人気CM“新しい物語篇”に「親指姫」が登場して2カ月。初登場時は親指ほどに小さいという設定だったが、1ヶ月後に発表された“冒険のうた編”ではいきなり実物大になって歌って踊り、CMのメインに躍り出るという“出世”ぶり。桃太郎役の松田翔太も「なんで?」と首をかしげる展開に、戸惑う視聴者もいるようだ。

 桃太郎役の松田翔太、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳、かぐや姫役の有村架純、乙姫役の菜々緒、織姫役の川栄李奈、鬼に扮する菅田将暉と、今をときめく豪華俳優陣が集うauのCM。そのCMにかぐや姫、乙姫、織姫の「ママ」役として現れた親指姫には、「誰だ、これ?」という声も多かった。

 ところが現在放映中の”冒険のうた篇”では、ミュージカル風に演出され、一躍CMの主役に躍り出ている。親指姫を演じるのはモデルの池田エライザ(23)。エキゾチックな表情からわかるように、父が日本人、母はスペイン系フィリピン人のハーフタレントである。

 それにしても、まるで第1弾の設定がなかったかのように、なぜ急に巨大化してメイン扱いになったのか。それにはかつて同CMに登場した、あるキャラクターが影響しているのでは?と深読みする向きもある。どういうことか。

「2016年5月公開の三太郎CMに、今回の親指姫のように画面に小さく写り込むキャラクターが登場しているんですよ。覚えていますか? そう、一寸法師です」(広告関係者)

 一寸法師役を演じたのは俳優の前野朋哉だった。放送当時は知名度こそそれほど高くないものの、さまざまな作品で活躍している演技派のバイプレーヤーである。ところがお茶の間にはもうひとつ浸透しなかったようだ。

「しかも前野は、一寸法師キャラが“なかった”かのように、のちに織ちゃんの元カレの彦星として登場しています。それもあってか、CM公式HPの人物相関図にはどちらのキャラクターとしても掲載されていません」(同前)

 はたして、池田エライザは“三太郎ファミリー”として定着するのか? 持ち前のナイスバディもぜひ披露してもらいたいところだ。

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