「めざまし8」小室瑛莉子アナ「不謹慎な笑い声」で大ヒンシュクの顛末

 フジテレビの小室瑛莉子アナウンサーが4月18日、メインキャスターを務める情報番組「めざまし8」(同局系)に出演。車の炎上事故のVTR後、笑い声を上げながら登場して視聴者の反発を招いた。

 番組冒頭では、4月17日に東京都渋谷区と中央区の路上で起きた2件の車の炎上事故を伝えた。視聴者が撮影した事故現場のVTRが流れ、そこには車から激しい炎が上がり、懸命に消火活動を行う消防隊員の姿も映し出されていた。

 VTRが終了し、小室アナとメインキャスターの俳優・谷原章介がスタジオの立ち位置に向かう姿に画面が切り替わったときだった。谷原が冗談を言ったのか、小室アナの「ハハハハ」という笑い声が聞こえてきたではないか。下手をすれば、人命に関わる炎上事故のVTRが流れた後、笑い声を発しながら登場するとはいかがなものか。

 ネット上では「事故映像を流した直後の小室アナの笑い声はあまり良くないような…」「笑い声はさすがに不謹慎」と一部視聴者も不快感を示した。

 その後、中国四川省・峨眉山(がびざん)で、野生の猿と男性の「ストリートファイト」の動画がネット上で話題となっていることを伝えた。峨眉山を訪れた男性が、手すりにいた猿に触れたところ、驚いた猿が反射的に男性を威嚇。負けじと男性は猿に右フックを放つも、猿は後ろに下がって見事にかわす。男性が距離を詰めると猿は手すりを降りていき、バトルは終了と思われたが、仲間を助けようと別の猿が加勢。先程の猿も戻ってきて、男性と猿のバトルは激しさを増したが、結局、男性のパンチを受けることなく、猿は去っていた。

「この動画が流れているとき、ワイプで抜かれた小室アナは驚きながらも笑顔の表情。動画を見る限り、猿にも人間にも怪我はないようでしたが、下手すると惨事になってもおかしくない状況でした。永島優美アナが同番組を卒業した日の放送で、後任の小室アナのことを『笑顔がトレードマークの本当に明るい後輩です』と紹介しましたが、笑顔を見せてはいけない場面も学ぶべきでしょう」(芸能記者)

 悲しい表情や困った顔も使えるようにしたい。

(石田英明)

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