コメンテーター・武田鉄矢「不適切発言で大炎上」でも起用され続ける「納得の理由」って?

 最近は本業の俳優や歌手のほか、「ワイドナショー」(フジテレビ系)などでのコメンテーターとしての活躍が目立つ武田鉄矢。だが、出演のたびにネット上で炎上し、視聴者の間では番組起用に疑問の声があがっている。

 11月14日放送の同番組では、米国中間選挙のについて語る西川貴教のコメントをさえぎったほか、司会ではないのに、サンフランシスコの自宅からリモート出演中の野沢直子に意見を求めたりした。野沢に米国内の物価上昇について聞いただけならまだしも、「最近、ラーメン食べた?」など、番組とはまったく関係ない質問も飛び出す始末。

 しかも、野沢とは10月9日の放送でも共演しており、武田はその時にもまったく同じ質問をしているのだ。そのため、野沢から「この話、(この前も)すごいしましたよね」と言われ、コメントを邪魔された西川には「全然覚えてないんですね」とイジられていた。

 このやりとりにネット上では《ひどすぎる》《コメンテーター失格だろ》など批判が殺到する事態となったのだ。

「過去の放送でも、20年2月には、選択的夫婦別姓制度について『姓を変えるわずらわしさが結婚の関係』と古い価値観に基づいた持論を披露。6月には『パパ活疑惑』の吉川赳衆院議員を『18歳の時に、18歳の女の子を相手にムラムラしていればこんなことにならない』と日曜午前中としては不適切すぎる発言をして、どちらも大炎上しています」(週刊誌記者)

 武田といえば、代表作「3年B組金八先生」(TBS系)の教師役の印象が強く、確かに、教師顔負けの幅広い知識や教養の持ち主なのは事実だが…。

「他の出演者より炎上の頻度が多いのが気になりますが、制作側はそれも承知のうえで起用している印象を受けます。あの番組は事前収録ですし、普通の情報番組なら絶対やってはならない同じ発言を繰り返すシーンもカットしていません。むしろ、意図的に流している印象さえうけます」(前出・週刊誌記者)

 どうやら、ワイドナショーでの武田の役割は、知性派タレントというより、「天然キャラ」だったようだ。

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