トリプルアクセルを武器に2018‐2019シーズンのグランプリシリーズ2大会で優勝。グランプリファイナルも制した紀平梨花選手。日本でも紀平フィーバーは盛り上がりを見せているが、世界からの注目も大きい。
「ここ数年、エフゲニア・メドベージェワ選手、アリーナ・ザギトワ選手と、ロシア勢がほしいままにしてきた優勝を、シニアデビュー1年目の選手が奪ったということで、注目の的になるのは当然です。トリプルアクセルばかりが注目されますが、紀平選手は表現力も素晴らしいですからね」（スポーツライター）
そんな世界からの注目が本物だと思わせるニュースが飛び込んできた。国際スケート連盟のHPに、紀平選手の強さの分析やインタビューをまとめた特集が載ったのだ。
「記事には『完璧に生まれ変わったような自分に新たな自信を感じている』として、紀平選手の強さを紹介しています。彼女はジュニア時代から頭角を現していたとはいえ、ジュニアのGPファイナルでは、あと一歩の4位。世界ジュニア選手権では8位と表彰台に上っていません。そんな紀平選手がシニアデビューイヤーに優勝を重ねたことには、スケート界も度肝を抜かれたということです」（前出・スポーツライター）
全日本選手権こそ坂本花織選手に敗れ2位となったが、四大陸選手権に世界選手権と今シーズンの紀平選手のエントリーは
（芝公子）
