本田真凛が紀平梨花を抑えて、見事勝利した。といっても、これはフィギュアスケートの試合ではなく、アスリートのCM年間契約料の話だ。
4月23日発売の「フラッシュ」は、アスリートのCM年間契約料のランキングを発表。同誌は大手広告代理店のCMに関するギャラの資料を入手し、それを元にランキング化したという。
男性アスリートのトップは、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平の1億5000万円。女性のトップは、世界ランク1位に輝いたプロテニス選手の大坂なおみの1億3875万円。そんな中、昨年度は圏外ながら、900万円で女性の7位タイにランクインしたのが、フィギュアスケートの紀平梨花だった。
「昨年度のCMはひとつもありませんでしたが、いきなり900万の値がつきました。GPファイナルと四大陸選手権を制覇したことが大きく評価されたと思います。2022年に迎える北京五輪のホープでもありますし、順調に成長していけば、まだまだCMのギャラは上がるはずです」(テレビ誌ライター)
その紀平を100万円上回る、1000万円の評価を得たのが本田真凛だ。昨年度の2000万円から50%のダウンながらも、見事2位タイをゲットした。
「メジャー大会での優勝経験はありませんが、美しいビジュアルは高い商品価値があります。2017年、ロッテ『ガーナミルクチョコレート』のCMでも愛くるしい笑顔を見せ、評判となりました。一方、SNSでも本田のかわいさはファンをトリコにしています。4月2日のインスタグラムでは、在籍している青森山田高校の制服姿をアップし、『天使ですか!?』といった賞賛のコメントが相次ぎました。クライアントや広告代理店も本田のインスタグラムをチェックしているはずですから、たとえ国際大会で活躍できなくても、〝タレント〟としての本田のニーズはこれからも高まるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
氷上では後塵を拝しているが、CMの世界では、今のところは本田がリードしているようだ。
(石田英明)