「スマホ熱中症」が猛暑で急増!発火・故障を回避する対策とは

 東京都心では9日連続で猛暑日を記録するなど日本列島は記録的な暑さに見舞われたが、この暑さで熱中症になるのは人間だけではないことをご存じだろうか。実は、スマホも熱中症を引き起こし、場合によっては故障や発火の危険性もあるという。
 
 スマホは熱に弱く、概ね40〜45度以下の環境で保管することを求められており、それ以上の温度になるとスマホの画面に「高温注意」といった表示が出て操作ができない状態になることもあるという。それでもさらに長時間、車のダッシュボードや直射日光が当たる野外に放置した場合はバッテリーが膨張して故障したり、海外では炎上したケースも確認されているのだ。

「こうした『スマホ熱中症』を防ぐためには、当然ながらまず高温になる場所に置かないことですね。加えて、グラフィックス処理の重いゲームや長時間の動画視聴、地図アプリなどを連続で使用する場合は、プロセッサに大きな負荷がかかって発熱することもあるので、本体が熱くなってきたら使用を中止しましょう。また、スマホを充電する際にもバッテリーが発熱します。屋外などでモバイルバッテリーを使用して充電する場合は、スマホが熱を持っていないか注意し、熱くなりすぎているようであれば、一旦外すようにしましょう」(家電ライター)

 それでも、もしスマホ熱中症になってしまった場合はどうすればいいのだろうか?
 
「スマホが持てなくなるほど高温になってしまったら、まずは電源を落としましょう。エラーメッセージが表示されて操作ができない場合は、冷まして操作が可能になってから電源をオフにすれば問題ありません。熱くなったスマホの冷まし方ですが、急いで冷やすために冷蔵庫に入れたり、保冷剤などをくっつけ冷ます人もいるようですが、スマホの温度を急激に低下させてしまうと、中に結露が発生して故障の原因になるのでやめましょう。扇風機の風で熱を下げたり、10円玉をスマホの背面にくっつけて置くと銅が熱を吸収してくれるので、オススメです」(前出・家電ライター)

 炎天下ではなるべくスマホは操作せず、直射日光の当たらないポケットやカバンに入れておくといいという。

(小林洋三)

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