Amazonとヤマダ「スマートテレビ」発売も微妙な反響の理由

 2月17日、Amazonジャパンとヤマダホールディングスが共同で、「Fire TV」を搭載した「FUNAI Fire TVスマートテレビ」を3月5日から発売することを明らかにしたが、ネット上では微妙な反応が相次いでいる。

「今回発表されたスマートテレビはHD液晶テレビ1機種に4K液晶テレビ3機種(43インチ、50インチ、55インチ)の計4機種で、33インチHD液晶は5万4780円、4K液晶はそれぞれ10万9780円、12万780円、14万2780円となっています。このテレビでは地上波やBS、CS、4K放送の他に、内蔵されたFire TVによって『Prime Video』『YouTube』『Netflix』など各種ストリーミングサービスも視聴することが可能になっています」(ガジェット系ライター)

 Fire TVを搭載するテレビが発売されるのは国内初となるが、ネット上では《Fire TV Stickはセールだと3000円代で売られているし、これを内蔵しているというのはさほど大きなメリットでもないような気が》《性能が良いのかもしれないけど、今どき4K液晶で10万〜はさすがに高すぎないか?》《チューナーレスで価格が半額以下とかなら爆売れしそうな気もするけど…》などのリアクションが見受けられる。

「今なら43インチ4K液晶テレビで、安いものだと3万円台後半で手に入りますし、セール時にFire TV Stickを購入すれば4万円ちょっとで済んでしまうので、ややお高い印象。Amazonジャパンは『テレビ番組もネット動画もホーム画面にまとめて表示できる』と利点を挙げていますが、最近では『ドン・キホーテ』が販売しているチューナーレステレビがかなり話題になっていますから、Fire TVを搭載するならチューナーはいらなかったと思う人も多いのではないでしょうか」(前出・ガジェット系ライター)

 チューナーレスならもっと画期的だった?

(小林洋三)

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