放送不可能! 久慈暁子アナを号泣させた鬼越トマホーク、別のアナにも強烈毒舌

 すべてを放送することは不可能!?

 今月下旬に放送予定のバラエティ番組「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に注目が集まっている。同放送回で番組アシスタントを務める久慈暁子アナが、人目をはばからず号泣してしまったからだ。5日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)にて、パーソナリティの明石家さんまが明らかにした。

 さんまによれば、4月末にフジテレビを退社する久慈アナの番組卒業を記念した回が近々放送予定で、同回では鬼越トマホークのケンカ芸を久慈アナが仲裁するというくだりがあったそう。この鬼越のケンカ芸は、仲裁役となった人物が暴言を吐かれるという内容でおなじみ。同番組でも度々見られていたやりとりだ。そのため、久慈アナは仲介役に指名されたものの参加を拒否したそうだが、共演者たちが”暴言ではなく褒めるパターンに変えること”を提案して、半ば強制的に参加することになったとのこと。

 しかし実際には、鬼越が久慈アナに対して「うるせえなぁ! おまえがフジテレビ辞めたって1ミリも痛くねえんだよ!」というゴリゴリの暴言を浴びせ、騙し討ちに遭った久慈アナは嗚咽を漏らすほど大泣きしてしまったという。

 さんまもさすがにやり過ぎたと収録後に感じたようで、ネタバレを承知の上で炎上を回避するために「本当に許してください。女性ファンのみなさま、僕を許してください」と、謝罪していた。

「そのくだりでスタジオの芸人たちは大爆笑だったようですが、さんまは『半分はカットやろな』と予想。大ウケなのにもカットされてしまうということは、客観的には見るに堪えない光景だったということでしょう。久慈アナは同局の次期エース候補と期待され、本人も『めざましテレビ』のメインキャスターを目指していたものの、1年後輩の井上清華アナが昨年3月からメインキャスターとして起用されています。一部ではこれが退社のきっかけとも言われていますから、鬼越は冗談のつもりでも真に受けてしまったのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)

 この久慈アナの号泣アクシデントに世間からは「芸人同士ならともかく、女子アナを泣かせるのはやりすぎ」「これって、パワハラじゃないの? 久慈アナが可哀想」「前の子も泣かせてたやん! 番組もいい加減反省しろよ」など、久慈アナに同情する声が多数見受けられている。

「昨年7月まで同番組アシスタントを務めていた久代萌美元アナも、ケンカ芸に仲介役で参加したものの、『フジテレビにしてはあまり可愛くねーんだよ』と暴言を吐かれ、明らかに涙目になっていました。これだけアシスタントが次々と泣かされていると、後任のアナウンサーもいずれ自分も餌食になってしまうのでは?と、心配なところではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)

 退社後はタレント活動を展開していくという久慈アナ。今後はよりバラエティで柔軟な対応が求められるところだけに、さんまとしても久慈アナのことを思い鬼越と絡ませたのかもしれないが、今回は完全に裏目に出てしまったようだ。

(本多ヒロシ)

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