武田梨奈、ドラマ「ワカコ酒」で酒を克服 瓦割り美女はすっかり飲みガールに

 女優の武田梨奈が主演を務めるドラマシリーズ「ワカコ酒」(BSテレ東)が好評だ。本作は人気グルメ漫画が原作で、〝酒呑みの舌〟を持って生まれたOL・ワカコがさまざまな場所で「ぷしゅ〜」と吐息を漏らしながら女ひとり酒を楽しむストーリーだ。

「ワカコ酒」は2015年に初めて実写ドラマ化され、現在は「Season6」に突入。美味しそうに晩酌する武田の演技が人気となりロングシリーズとなっているが、さぞかし本人も酒好きかというと、さにあらず。2月1日発売の「フラッシュ」では、「シーズンを重ねるうちに、プライベートでも一人飲みをするようになりましたが、シーズン1のころはまだそれほどお酒に馴染みがありませんでした」と告白している。

 実は、武田は酒が飲めなかった。18年12月、テレビ東京で開かれた「ワカコ酒 Season4」の会見で、「Season1」の出演オファーを受けたとき、「『飲めない』とは言えなかった。『嗜みます』とうそをつきました」と明かしていた。行きつけの店でドラマを見た客から「飲みっぷりが足りない」「ビールはちょびちょび飲まないよ」と指摘され、その後、酒飲みたちと付き合い、酒と食べ物の美味しさを知って、酒を克服したという。

 18年12月配信の「テレ東プラス」のインタビューによると、3軒のお店にボトルがあることを明かし、20年4月の同サイトでは家族でスナックにハマっていることを告白。酒を飲めなかったのがウソかと思えるほど、酒好きへと変わっていった。

 実は、役を得るために酒を飲めないこと以外でも隠し事をしていた過去があった。

「18年公開の映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』でクジラの飼育員役のオファーを受けた際、実は泳げないことを隠していました。〝泳げない〟と言って、チャンスを棒に振りたくなかったからだそうです。その後、鬼のようなトレーニングを受けて泳げるようになったといいます」(芸能記者)

 空手を極めた根性で、苦手な酒と泳ぎをものにした武田。役のためなら苦手をも克服する根性に〝あっぱれ〟をあげたい。

(石田英明)

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