このコロナ禍において、日々汗を流す配送業者に対する労いによって、世間から拍手喝采を集めた実力派俳優もいる。
レゲエダンサーのPINKYは7月12日、自身の公式ブログ「PINKY Official blog」を更新し、「主人の優しさ」とのタイトルを付した記事をエントリーした。彼女の夫は、俳優でモデルの窪塚洋介だ。
記事には「各宅配業者様 いつもありがとうございます。ご活躍様です。どうぞご自由にお持ち帰り下さい。(1人1本でオネガイシマス。)」と書かれた段ボールの写真が貼られ、16本の水のペットボトルも写っている。PINKYはこれを「いつの間にか玄関に置かれていた、主人の優しさ」と綴り、猛暑が続いた7月、窪塚から業者に対するせめてもの感謝の想いだったようだ。
PINKYもまた「宅配業者の皆様、暑い日も雨の日も寒い日も、いつもありがとうございます」と労いの言葉を並べ、ブログには350以上の“いいね“が集まっていた。
「芸能界では、2021年だけでも、ウーバーイーツなどの宅配業者とのトラブルや、“汗だくで不衛生“だとして利用に抵抗があると打ち明けるケースもありましたが、窪塚の振る舞いは、それらとは全く対照的なものでした。『1人1本でオネガイシマス』と茶目っ気たっぷりに綴り、可愛らしい笑顔のイラストも添えるなど、その人柄が窺えるものに。そんな窪塚の宅配業者へのサービス精神や気遣いに対し、ネットには『めちゃくちゃ優しい』『感謝する気持ちは素晴らしいと思います。優しい心を持った方だなぁって思いました』『人の優しさにはどんな状況であれ感謝するべきです』との喝采が並び、これをブログで紹介したPINKYについても『素直に夫のいいことを褒められる人も素晴らしい人』『旦那さんが好きでしょうがないのかなーと、微笑ましく思いました』といった書き込みがありました。また、PINKYのブログフォロワーからは『ご苦労様ではなくて、“ご活躍様“。いい言葉ですね』『こういう心遣いが出来る方って、本当の大人だと思います。素敵』などと好意的な反響が並んでいます」(芸能記者)
こうした行動を自らのSNSで公に発信することをせず、妻のブログによって明るみになった点もまた、世間の印象をよくした大きなポイントと言えるだろう。
(木村慎吾)