「落とされた!?」盟友監督も驚嘆!窪塚洋介が語った「転落事故」17年目の真実

 深夜に突如として繰り広げられる“泥酔インスタライブ”がファンの間で大好評の窪塚洋介(41)。深夜ラジオでも酒に酔って衝撃エピソードを明かしてくれた。

「ちょっと待って!落とされたの!?」

 驚嘆の声をあげたのは、映画監督の堤幸彦氏(64)。9月16日深夜にオンエアされたラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)において、窪塚が2004年の「マンション転落事故」についてサラリと放った一言は、長年の「盟友」とも言える堤監督を心底驚かせたようだ。

「その日、ラジオで共演した窪塚さんと堤監督は、2000年オンエアの『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』(TBS系)からタッグを組んだ間柄。そこで窪塚さんは“キング”の愛称を持つカラーギャングのボスを飄々と演じて、視聴者に鮮烈な印象を残しました。その翌年、窪塚さんは映画『GO』で当時としては史上最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、飛躍のきっかけとなったドラマとも言えます」(映画ライター)

 この「IWGP」の窪塚の演技について、堤監督はこんなエピソードを明かしている。

「あの窪塚がやったキャラクターはボクの演出ではありません。ぜんぶ窪塚本人が考えたわけです」

 事前の打ち合わせで、堤監督は自身が抱く“キング像”を窪塚に提案しようとしたところ、「それもわかるんすけどー。監督、こういう風にやっていいスかね。1回見てもらってもいいっスかね〜」と、まさかの逆提案を受けたという。弱冠二十歳の俳優が演出に口出ししたことに、堤監督は「ムカーッときた」と、当時の心境を振り返っていたが、彼の提案を受け入れることに。窪塚も“キング役”がうまくハマったことについて、「堤さんの懐ありきだから」と感謝を口にしていた。

 さらに窪塚は当時のイケイケだった頃について語り出し、ついに「マンション転落事故」へ話題が及ぶ。人気絶頂だった2004年、マンションの9階から転落しながらも、一命をとりとめたというニュースは、今も伝説として語り継がれているが…。

「あん時、調子のってたんですよ。なんか、ガキの一挙手一投足に世の中が反応してくれるみたいなことに酔うという自分がいて、その結果、マンションから落とされるという…」

 そこで堤監督が思わず「ちょっと待って!落とされたの!?」とツッコミを入れる事態に…。

「堤監督の問いに、窪塚さんは一言、『天に』と返していましたが、窪塚さんといえば、過去にインタビューで、当日はアメリカに行く予定だったと明かして、転落は自分の意志ではなかったと説明。さらに『神様に怒られたんだと思う』と独特の言い回しでかわしていましたが、やはり何か見えざる力によって“落とされた”という認識は今も変わらないということでしょう」(芸能記者)

 その窪塚は堤監督の最新作「ファーストラヴ」に出演。すでに試写を見たという窪塚は、その内容を「泣ける!」と絶賛していたが、来年2月の公開まではどうか余計なトラブルなど起こしませんように…。

(石川ともこ)

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