「あんぽんたん野郎」長嶋一茂が“あおり男”を糾弾も…女子アナが痛恨のミス

「いろいろ番組でも取り上げてますけど、ここまでひどいのは見たことないですよね」

 12月17日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターの玉川徹氏が“最悪のケース”として糾弾したのは、12月11日に埼玉県八潮市内で起きたあおり運転と襲撃行為。男性が3歳と7歳の子供、そして妻を乗せて車を走らせていると、交差点で信号無視をした車と遭遇。その運転者と目が合った際に、「ガンをつけた」と勘違いされたせいか、その後、猛スピードで追跡を受けた。被害者男性の車を追い抜き、目の前に急停車した車から出てきたのが“あおり男”だ。

「おい!出てこい」「出てこいよ、この野郎」と暴言を吐きながら、車体を叩き、車内には泣き喚く子供たちの声が。ドライブレコーダーには「110番電話しろ」という被害者男性の声とともに、あおり男がボンネットに飛び乗って被害者男性一家を威嚇する様子までもが収められていた。

「身の危険を感じてすぐにドアをロックして外に出ないように、(男が)中に入ってこないように」

 と、当時の状況を振り返った被害者男性。叩かれ続けた車体には傷跡が今も残り、被害額は30万円ほどで、あおり男はすでに飲酒運転で逮捕されているという。
 
 コメンテーターの長嶋一茂は子供たちが負った「心の傷」について言及した。
 
「子供たちへの…もしかしたらPTSDになる可能性もありますから。そっちのほうの慰謝料もちゃんと払ってもらいたい。罪はちゃんと償わせないと。どうしようもないですね」

 さらに長嶋一茂はきちんとドアをロックした被害者男性の冷静な対処を評価しつつも、

「2人の息子さんはこの後、みんなで、家族で食事というね。すごく楽しい時間を過ごすはずだったのに、このあんぽんたん野郎のせいでこういうことになったっていうのは本当、かわいそうだなと思います」と、トラウマを植えつけたあおり男を厳しく糾弾した。

 最悪とも言えるあおり男の生々しい映像に、アシスタントの斎藤ちはるアナも冷静ではいられなかったようで…。

「番組ではあおり男がどのような罪に問われるのかを検証。信号無視とはみ出しで、道路交通違反に該当するとして、斎藤アナが『5万円以下の罰金』のところを、『5万円以下の懲役』と読んでしまったんです。これにはSNSでも《5万円以下の懲役ってなんだ?》《斎藤アナもミスするんだな》といったコメントが見られましたが、羽鳥慎一さんや他の出演者はスルー。とはいえ、罰金よりも実刑を望む声が大多数。視聴者感情としても、『罰金』を『懲役』と聞いても、それほど違和感は抱かなかったのかもしれません」(女子アナウォッチャー)

 人気アナの痛恨のミスがかすむほどのあおり暴走事件。子供たちの心の傷が癒える日を願ってやまない。

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