20年以上にわたってフジテレビの看板バラエティ番組として君臨していた「めちゃ×2イケてるッ!」。18年3月末で放送は終了したが、その2年前の16年2月で一足早く同番組を卒業したのが、〝三ちゃん〟の愛称で親しまれた三中元克だ。
番組史上唯一の素人だったが残留を賭けた視聴者投票で不合格のジャッジを下され、その後はよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人として活動。しかし、番組卒業後に結成していたお笑いコンビ・dボタンは18年に解散。次に結成したスーパーヒーローも1年経たずにコンビを解消。今年9月からは3組目のコンビとなるラフリベンジャーズとして活動している。
そんな彼が11月6日に配信したコンビのYouTubeチャンネル「ラフリベンジャーズch」で、めちゃイケ収録中に起こった有名な「靴紐事件」に言及しているのだ。
これは三中が自分で靴紐を結ぶことができず、解けた際に番組スタッフに結ばせたのにお礼すら言わなかったというもの。後に岡村隆史が自身のラジオ番組でこのエピソードを暴露して広まったが、彼は「(靴紐を結んでもらったのは)事実ですね」と認めるも、お礼は言ったとハッキリと否定している。
「この収録はEXELEとの対決企画の大縄跳び対決のときの出来事だったそうです。休憩中、体力的に限界でヘトヘトだった三ちゃんの靴紐が解けていることに気づいたスタッフが自主的に結んでくれたことも明かしています。これが本当なら岡村さんの話は一部ウソということになります」(芸能ジャーナリスト)
確かに、めちゃイケのプロレス挑戦企画を途中で投げ出すなど番組に迷惑をかけた前科がある。そうした経緯もあって世間は岡村隆史の話を信じてしまったが、三中の主張が正しければ印象は大きく変わってくる。
芸人が番組でエピソードトークをする際、話を盛ることは珍しくない。彼が靴紐事件によってイメージと評判を落としたのは事実だけに、どっちが真実なのか気になるところだ。