5月11日放送の「バイキングmore」が一触即発の状態に!?
内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一氏が9日に、世界各国の新型コロナ感染者数を比較するグラフとともに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイッターに投稿。これが大炎上したことを番組では取り上げたのだが、コメンテーター同士で意見が真っ二つに分かれしまう事態に。
MCの坂上忍は高橋氏が使った「笑笑」を問題視。菅内閣に進言している立場の人物が、こうした軽いノリでツイートしていることに怒りを見せ、出演者たちに意見を求めた。タレントの高橋みなみもこの”笑笑”を批判、五輪肯定派のブラマヨ小杉もこのツイートには「正しい意見でもおかしな意見としてとらえられてしまいそうなのが残念」とした。
ところが、相方のブラマヨ吉田はまさかの逆張り。「笑笑」になぜ怒るのかを疑問視して、坂上相手に一歩も引かずバトルを繰り広げたのだ。
「吉田さんは『笑笑』は行間を読むべきと話し、こういうものをいちいち否定しまうと『世の中すべてが硬くなる』と主張。対して坂上さんは、行間を読める人は多くない、コロナで亡くなっている人もいると猛反論、『吉田だって(笑笑)とは書かないはずだよ』と追及していました。すると吉田さんは『自分なら笑をもう一つ足す』などボケていましたが、このバトルがネットにも飛び火して賛否の声が噴出しています」(エンタメ誌ライター)
SNS上では坂上の圧力を苦手とするアンチから「吉田よく言った」「吉田の意見に賛同する」「坂上必死!」などの吉田擁護の声もあったが、その多くは「ブラマヨは迎合しないから好きだったけど今回の吉田には失望した」「こういう人がいるから怖い」「政府関係者がさざ波と言ってることをもっと重視すべき。しかもそれを笑笑で締めてるんだからやっぱりタチが悪い」「この笑笑に行間はないよ!」と吉田の主張にNOを突きつけるものばかり。
答弁でもメモを繰り返し読む菅総理。その一方で今の感染状況を「さざ波」と言ってのける内閣官房参与。五輪開催は予断を許さないが、今後もバラエティでは今回のようなトークが繰り返されるのか。
(飯野さつき)