池脇千鶴が40歳ホステス役で豹変!熱演の裏で起きた“籠城事件”とは?

「1月16日に放送された第2話ではダンスに挑戦。まったくの運動音痴だったのが、華麗なステップが踏めるまでに成長していく様が描かれます。映画『Shall we ダンス?』を彷彿させる演技に話題沸騰。ダンスの練習シーンでは、腰をクネクネとくねらせるなど、ボディラインが丸わかりとなっていますが、そのヒップのボリューム感はかつてのスレンダー体型からは想像もつかないほど熟した色香を醸し出しています」(テレビ誌ライター)

 池脇千鶴の9年ぶりの主演ドラマ「その女、ジルバ」(フジテレビ系)が1月9日にスタートし、その豹変ぶりに注目が集まっている。

 このドラマは、結婚直前に破談、仕事でも冴えない毎日を送る主人公・ 笛吹新(池脇)が、40歳の誕生日を迎えた当日、偶然見つけた「ホステス募集 ただし40歳以上!」の張り紙を見て“熟専バー”の扉を開き、そこから新たな人生の喜びを見出すというストーリー。主人公がアララの源氏名で見習いホステスを務めるバー「OLD JACK&ROSE」の2代目ママ役に草笛光子(87)、チーママ役に中尾ミエ(74)、ホステス役には草村礼子(80)や中田喜子(67)など、豪華なベテラン女優陣にも話題が集まっている。

「新は化粧気もなく、恋にも縁遠い寂しい女性。アパレル会社に就職したものの、現在は倉庫勤務に左遷され、夢なし・貯金なし・恋人なし。池脇自身も今年11月の誕生日で40歳。まさに等身大の役どころです。ドラマでは悲壮感あふれる主人公をみごとに演じ、視聴者から『池脇千鶴さんの演技が凄すぎる』と評判を呼んでいます」(スポーツ紙記者)

 ホステスを演じるシーン以外の池脇は、薄幸そうなスッピンメイク。髪に艶がなく、顔色も悪い。1997年にオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)の企画で「三井のリハウス」リハウスガール・オーディションを受け、8000人の中から美少女キャラとして選ばれた池脇だが、ドラマではその片鱗も見当たらない。

「老け顔を作るのに、多少の特殊メイクは施しているようですが、あまりの池脇の変わりように、ネットでは『池脇千鶴の“おばさん感”がすごいリアル』『病気じゃないよね』など、その老けぶりに驚きの声が上がっています。池脇は、役にのめり込むタイプの女優。2015年に公開された映画『きみはいい子』の舞台挨拶に登壇した際は『激太り』と話題になりましたが、母親役を演じるためプロデューサーから『太ってくれ』と頼まれたからだと明かしています。また、昨年12月に発売された『女性セブン』では演技に納得がいかずに、撮影初日から楽屋に立てこもってしまったという“籠城事件”が報じられましたが、それだけ役へのこだわりが強いということ。ベテランの女優陣もそんな池脇を温かく見守っていたといいますから、今ではアラフォーホステスの役に没頭できているのでは…」(女性誌記者)

 9年ぶりの主演ドラマにかける池脇の体当たりの演技に期待したい。

(窪田史朗)

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