2018年4月からスタートした初の冠番組「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)などのバラエティ番組のほか、自身の劇団による舞台もこなし、いまだにブレイク中の俳優・梅沢富美男。忖度のない、歯に衣着せぬ発言に時としてハッとする場面があるが、それ以上に視聴者を驚かせているのが、誰もが羨ましく思える稼ぎだ。
「でも、梅沢はテレビの収入源、特にNHKに対しては期待していません。18年7月11日放送の“梅ズバ!”で梅沢は、NHKの『紅白歌合戦』のギャラが7万円だったことを明かし、『スタッフ3人連れて、メシ食わせたら終わってるわ!』と、冗談まじりにコボしていましたね」(テレビ誌ライター)
やはり、オイシイのは舞台であることを、17年4月22日に放送された『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)で明かしていた。梅沢は1982年発売の「夢芝居」がヒットした頃は、1ステージ700万円だったことを告白。その頃、年間365日公演し、計算すると約25億円も稼いでいたことになる。
しかし、そのときの収入を現在は上回っていた。今年4月14日放送のバラエティ番組『日曜はカラフル!!』(TOKYO MX)に出演した梅沢は「一番儲かるのは舞台なのよ」「何十億ぐらいは、収入はあると思うよ」と告白し、「夢芝居」の当時を超え、現在の収入がMAXであることを明かした。ただ、スタッフや役者の人件費などもあり、全額、梅沢個人に入るようではない。とはいえ、人件費や経費を差っ引いても、かなりの収入だと思うが……。
「でも、梅沢はお金を自由に使えないようです。18年2月8日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、梅沢の妻が“お小遣い制”であることを明かしました。お金の管理はすべて妻が担当しているようです。しかし、梅沢は金額に満足できないのか、仕事が増えたことを理由に『なんとかしてくれないか』と毎日のようにお小遣いの値上げを要求しているようですが、なかなか難しそうでしたね」(前出・テレビ誌ライター)
辛口で知られる梅沢だが、金銭面に関してはNHKと妻が難敵のようだ。
(石田英明)