今年9月に突然、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)を降板したことで、芸能界から身を引くのではないかとささやかれているマツコ・デラックスがみずから「芸能界引退」を宣言し、ファンをざわつかせている。冗談めかした言い方で引退はなさそうだが、実は本心なのではないかとの指摘もあり予断を許さない状態だ。
引退宣言が飛び出したのは12月14日深夜放送の「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)のオープニングトークでのこと。喉を潤すために用意されたお茶のペットボトルを手にしたマツコは、キャップの商品名を隠すためにサイズの違う3つのシールが貼ってあるのを発見すると、「カワイイ隠し方じゃない?」と感心。番組スタッフの気配りに感銘を受けた様子を見せた。
それを聞いた村上信五は「それ、マツコ大丈夫か?それなぁ…前も言うてたぞ」と指摘。マツコは驚いた表情で「ウソでしょ…。言ってた?」とスタッフに確認した。
そんなマツコを憐れむように村上は「同じことで同じ分量で食いついていた」、「やっすいルアーにくいついたで」とツッコミを入れると、マツコは「引退だわ」とリタイア宣言したのだった。
「番組は《マツコ老化問題》としてネタにしていましたが、マツコは明らかに動揺していましたね。まさか自分がそんな間違いをするなんて思っていなかったのでしょう。引退宣言は何事もなかったようにスルーされましたが、冗談では済まされない感じでした。これが引退のきっかけになってもおかしくありません」(週刊誌記者)
その後もマツコの間違いを村上が蒸し返すシーンがしばしば。その度にマツコは反省している様子を見せている。こうした悲壮なリアクションにネット上では、マツコと番組のファンから《引退したら月曜の楽しみがなくなる!》《引退なんてしないで夜ふかしだけは続けてほしい》といった悲鳴にも似たコメントが寄せられた。
「これはまったくの余談ですが、間違いを指摘されるたびにマツコは驚いた表情を見せたんです。その顔はとてもキュートで愛らしいものでした。完全に女性の顔でしたね。あんなマツコは見たことがありません。あの表情が事の大きさを表しているかもしれません」(前出・週刊誌記者)
引退などせずにいつまでに愉快なトークを我々に披露してほしいものだ。