内山理名が実録ドラマで死刑囚に!「舌入れキス」を越える超過激シーンとは?

「今回、彼女が演じるのは被害者を殺害した後、遺体をもてあそぶシリアルキラーの元妻で、自身も風呂場で肌着姿になり、遺体の解体を手伝ったとして死刑判決を受けている実在の人物。関係者によれば、今回の放送は地上波の放送コードギリギリ、ということなので、どんな“怪演”が観られるのか、早くから期待が高まっています」

 テレビ情報誌記者が言う”彼女”とは、10月4日に放送されるフジテレビ系「実録ドラマ 3つの取調室 〜埼玉愛犬家連続殺人事件〜」で、主犯の関根元(げん)死刑囚の元妻・風間博子死刑囚を演じる女優の内山理名のことだ。

 全国紙社会部記者が語る。

「この事件は、1993年に埼玉県で愛犬家ら4人が相次ぎ失踪、2年後にペットショップを経営する男女が逮捕され、被害者の遺体を解体・遺棄し証拠を隠滅したというその残忍な手口から、『埼玉愛犬家連続殺人』として日本中を震撼させた事件。逮捕された2人は、2009年に死刑判決が確定しましたが、主犯の関根死刑囚は2017年3月、多臓器不全のため、東京拘置所内で死去。75歳でした。一方、風間死刑囚は現在も東京拘置所に収監され、殺人への関与を否定し、再審請求を続けています」

 逮捕から25年目という節目を迎えるなか、今回のドラマ化にあたっては、関係者への新たな取材と証言のもと、「日本の犯罪史上最悪」と言われる事件の謎に迫るとしているが、

「実は、2010年には、園子温監督がこの事件をベースに映画『冷たい熱帯魚』を製作。その残虐性から劇場鑑賞に規制が入りましたが、なんとこの映画がその年のブルーリボン賞作品賞を受賞。連続殺人犯を演じた名優・でんでんも日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、大きな話題を呼びました。ただ、グロテスクな描写が多いことから、映画館では途中で席を立つ女性が続出した、というエピソードも残っている、いわくつきの作品なんです」

 そんなこともあり、地上波での”実録放送“について、SNS上では、

《金に取りつかれ、金の為なら人を切り刻み、徹底的に証拠を排除する巨悪……凄惨な事件だが、ドラマ化は物凄く楽しみ!》《久々の実録ドラマ、ある意味、意外なキャスティングに期待大》との声がある一方、

《事件から二十数年経ってはいるけど、被害者遺族にしてみたら犯人はまだ生きているわけで生々しいのでは…。もちろん、死刑執行されたら良いと云うわけでは無いけれど…》《インパクトある作品にはなるだろうが、これをテレビで放送するのは、このご時世に大丈夫なのか?とフジテレビを心配してしまう》といった意見も。

 死刑囚の役は初めてという内山は、「視聴者のみなさまに風間博子がどうみえるのか全く想像できません。真実を話しているのは誰なのか……。それぞれのストーリーを最後までじっくりと見ていただけたらと思います」とコメントしているが、前出のテレビ雑誌記者によれば、

「かつて清純派と言われ、テレビドラマなどでは荻原聖人や谷原章介との濃厚すぎるキスシーンを演じた内山も、すでに38歳。とくに谷原とのキスは“舌入れ”が話題になりましたが、年齢的にも新境地を開く絶好のチャンスです。遺体の切断や遺棄など、目を覆いたくなる描写は少なくないはずですが、そんな連続殺人犯の夫との常軌を逸したような”情交”をどう描くのか……そのあたりも、このドラマの欠かせない見どころになると思いますね」

 関根元死刑囚は鶴見辰吾が演じるが、果たして鶴見を相手に、内山はどんな演技を見せるのか、こうご期待といったところだ。

(灯倫太郎)

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