「あからさまにオトコ目線を意識した企画ばかりでしたからね。エクササイズ企画では、見ようによってはハレンチとも受け取れるヨガポーズを取らされた挙句、まるで喘いでいるような顔をサムネに載せられる始末。怒るのも当然といえば当然かもしれません」
芸能ライターがこう言って危惧するのは、テレビ朝日の弘中綾香アナをめぐる“処遇問題”だ。この秋からは、MCを担当していた2本の番組「あざとくて何が悪いの?」「ノブナカなんなん?」がレギュラー化されるとあって、その注目度は増すばかりだが…。
「テレビ朝日のなかでも“物申すアナ”として知られ、その発言力は高まるばかり。8月19日発売の『週刊文春』の記事によると、弘中アナはテレビ朝日の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』に対して、苦言を呈したそうです。こんなのは女子アナの仕事ではない、といった旨のメールを同僚アナやプロデューサーに送って、仕事内容の改善を訴えたとか。もっとも、テレ朝はこの“弘中の乱”について否定していますが、彼女の強気な性格を考えると、まったくのガセではなさそうですね」(前出・芸能ライター)
確かにテレ朝のYouTubeチャンネルでは、同局の女子アナたちがエクササイズやダイエットを目的として、トランポリンを飛んだり、フラフープをしたり……地上波ではなかなか拝めない“艶企画”が目白押しだった。
「胸は揺れるわ、艶めかしく腰は振るわで…(笑)。いろんな妄想が膨らむんですよね。こうしたボディを強調した仕事に対して、弘中アナは激怒したと言われているのですが、例の『文春報道』以降、フィットネス系の動画は投稿されていません。ただ、別の方向に走り始めていますね」(ネットウォッチャー)
そのひとつが、「報道ステーション」でもおなじみの森川夕貴アナの「巨大魚をさばく」シリーズだ。
「ノースリーブで腋見せの可愛いエプロン姿で森川アナが、巨大なアオリイカをさばく動画。ヌルヌルとした触手のようなイカを触り、綺麗な指先もベトベトに。アエギ声のような悲鳴をあげるシーンなんかも、触手に攻められている艶系ビデオを見ているようで、イケナイ妄想がふくらむばかり。9月6日には“伊勢エビ編”が公開されましたが、最後の試食シーンでは巨大な伊勢エビフライを豪快にパクリ。この“咥えてみた動画”とも言うべきシーンはまたたく間に広まり、フィットネス系動画をしのぐ人気となっているようです」(前出・ネットウォッチャー)
このコロナ禍では、民放テレビ各局のスポンサー収入が激減したと言われている。“本業”の減収を少しでもカバーしようと、社員一丸となってYouTubeチャンネルを盛り立てている姿勢が垣間見えるというのだが……。
「別の動画では、入社15年目のベテラン・久保田直子アナが“達人”に弟子入りして麺打ち修行をしているのですが、麺をギュッギュッと握る手つきなんかも、まるで違うモノを握っているように見えて……。もしもスタッフが狙っているとしたら、再び“弘中の乱”が起きかねませんね」(前出・ネットウォッチャー)
なんともはや……。むろん、妄想を膨らませすぎともいえるが、それ以前の動画があまりにもあからさまだったため、過剰に反応してしまうのも事実のようだ。
(降矢公平)