6月23日におよそ2時間の記者会見を行った、ジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也。昨年3月に保釈されたカルロス・ゴーン被告が、工事現場で働く人のような扮装だったことを覚えている人も多いと思うが、メディアの追跡を避けるためにこの扮装を主導したと言われる高野隆弁護士が会見に同席。また、手越が会見で「男、手越として」「男、手越祐也32歳は」など、一人称で語り始める時に「男」という言葉を頭に付けることが多かったことで、「男、山根」と自身のことを話す山根明元日本ボクシング連盟会長を思い出す人も少なくなかったようだ。
しかし6月24日放送の「グッとラック!」(TBS系)にリモート出演したウェブ・マガジン編集者の望月優大氏は、この手越の発言に危うさを感じたようだ。
「望月氏は同番組で手越の会見が取り上げられ意見を求められると『気になったのが、新しいことをしたいという話の時に「男として」とか「男、手越は」みたいな。それ、男と関係あるのかな? と思うシーンがあって。若い方にも人気があり、ご自身もまだまだ若い方で世界に向かって挑戦したいというような話をされていたんですけど、それと「男として」みたいな、すごい古くさい価値観がまだまだセットになっていて、あんまり世界で好まれる価値観ではない』とコメントしていました。確かに今後、音楽活動を主軸としながら日本の文化を世界に発信したいという人間の話し方かといえば、首をかしげる人がいるかもしれません」(芸能ライター)
ボランティア活動もしたいなどと述べていた手越。国内では笑い話で済む価値観が、世界から見たらどう映るのか、まずはそこから勉強してみてはいかがだろう。