「西の女帝」を怒らせた渡部建に復帰の目はあるのだろうか。上沼恵美子の怒りは収まる気配すらない。自身の番組で何度も痛烈に批判を続けている。
最初は6月15日の「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)だった。上沼は渡部の騒動を「後味が悪い」と批判。「こんなん許したらあかんぞと思いますわ」と厳しい意見を述べた。さらに渡部を「世間もすべてをなめきってる。仕事も先輩も視聴者もなめきって『僕は世界一』と思っているような、したたかで鼻もちならんものを感じる」と切り捨てた。
西の女帝の怒りはここで収まらず、6月19日放送の「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)でも渡部を痛烈に批判した。渡部の不貞事件がこれまでの文春砲の中で「一番感じ悪いな」ときっぱり。これまで不貞事件を起こしたタレント・著名人は宮崎謙介、原田龍二、袴田吉彦、狩野英孝と枚挙にいとまがないが、それぞれに世間からある程度の“許し”が得られる出口があったが、渡部の一件は「今回は(出口は)ないわ。一番感じ悪い」と言い放った。渡部については「最低の最低の下の下の下」とまで断罪している。
さらに6月21日には「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で、これまでにないほど強い口調で渡部を批判した。「この話はしたくない。耳が腐っていきそう。ものすごい引くし、女はモノやない。多目的トイレは車椅子の方が利用するトイレ。迷惑やし汚らわしい」と話している。
「これだけに収まらず、俳優の東出昌大とどちらがクズが聞かれた上沼は『比べる方が失礼。モノが違う。どっちが夫だったらイヤか、絶対に渡部のほうがイヤやわ』とバッサリ。嫌悪感を隠そうともしませんでした」(芸能ライター)
上沼が渡部を見放したことで、芸能界復帰が絶望的になったのではないかとささやかれている。
「上沼は関西のテレビのキャスティングに大きな力を持っています。そもそも渡部の芸能界復帰はいばらの道ですが、上沼がこれだけ批判しているのを見ると、西ではもう仕事はないでしょう。関西方面でレギュラーを持っていたわけではありませんが、この発言は、東のテレビ関係者にも大きな影響を与えるはずです。上沼はキングコングの梶原雄太でわかるように、寵愛している人物は積極的に起用しますが、嫌われればそれまで。あの口調だと渡部を許すことはないと思います」(芸能関係者)
上沼恵美子の渡部建批判はまだまだ続くのか。今後に注目だ。