ロックバンド・L’Arc〜en〜CielのボーカルのHYDEが6月19日に自身のツイッターアカウントを更新し、ジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也について言及している。
未成年との飲酒同席騒動やコロナ禍の緊急事態宣言下での飲み歩き報道など、これまでの度重なる問題行動が重なったことでジャニーズ事務所との契約が遂に解除となった手越。同日にはさっそく手越本人のものとみられるツイッターアカウントが開設され、「手越祐也です！この度、長年いたジャニーズを退所して独立することになりました。詳しくは週明けにでも、今後の活動についてご報告できればと思うので、引き続き、よろしくお願い致します」との挨拶文が投稿されていた。
これに反応したのがHYDEだ。手越の投稿を引用し、「第二の人生楽しんで行きましょう！」と前向きに手越を励ますようなツイートをしたところ、これが悲しみに暮れるNEWSファンやジャニーズ退所を良しと思わない手越ファンの神経を逆撫でする結果となった。
リプライ欄には「優しすぎのHYDEさんに迷惑かけたら許さない！」「優しいHYDEさんなりの応援なのに何故か文句言われてる」といった擁護の声もあった。しかし、それ以上に、今このタイミングで手越の判断を肯定するような見解を示したことへの「余計なこと言うな」「さすがに空気読めなさすぎ」「HYDEくん、流石に…。この子楽しんだらアカンことしたのよ、叱ってあげて欲しい」「手越くんのファンが悲しんでる中、悪気はなくてもこんな言葉で引用リツイートはやめてほしいです」などの怒りの声が目立ってしまっている。
「どんな環境下であっても手越祐也を応援し続けるというスタンスのファンや、あくまでNEWSとして活動する手越を愛しているファンなど、ひと口に手越ファンといっても様々な解釈や想いが存在します。しかも、彼の場合は退所に至るまでの経緯や事情がかなりワケありですから、今手越について言及することはどんな言葉であっても慎重になる必要があったということでしょう。手越のファンでもなく、HYDEのファンでもない第三者から見ると、HYDEが手越ファンの八つ当たりの標的にされてしまったようにも映り、ネットでは『ジャニーズファン、こえー』『触らぬ手越に祟りなし』『はっきり言って手越ファンがおかしいよ』との声もチラホラ。ラフな感覚では踏み込んではいけない話題だったのかもしれません」（テレビ誌ライター）
件の激励ツイートにかなりの量の批判が集まってしまったことを受け、HYDEはその1時間後、「たしかに悲しんでる人には軽率なツイートでした。ごめんなさい」と素直に謝罪。この素早い対応には「HYDEさん、なんて優しい方なんでしょう。ありがとうございます」といった好意的なリアクションも届いている。
余計な“プチ炎上“を巻き起こしたくない場合は、今は手越に触れないことが最も賢明な判断だということだろうか。
(木村慎吾）
