歌手の和田アキ子がMCを務める「アッコにおまかせ」（TBS系）。5月3日の生放送で和田が発したナインティナインの岡村隆史に対する苦言が、物議を醸している。
それは、岡村が4月23日深夜にパーソナリティを務める「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（ニッポン放送）で、性のサービス店で働く女性に対する不適切発言について伝えた時だった。和田は、岡村のことを「大好きなヤツ」と前置きしたうえで「言っちゃいけないこと言っている」「考えが甘い。この時期に、公の場で言ってしまった岡村が悪い」と叱責した。
ところが、視聴者からは「和田のほうが問題発言してるのに説得力ない」「和田は失言しても謝罪なし。謝った岡村のほうがまし」などと、“ブーメラン状態”となったのだ。
「4月12日の同番組で和田は、新型コロナウイルスについてのコーナーで、解説者として出演したウイルス研究の専門家で、長野保健医療大学の北村義浩特任教授に対して、『失礼な言い方しますけど』と前置きしながらも、昨今のコロナ禍に専門家がこぞってテレビ出演する現状について言及。なんと、『先生方の間でバブルじゃないですか？』と発言し、その場を凍りつかせたんです。これを見たネット民の間では『専門家が一生懸命伝えようとしているのにバブルって……』『ギャラの話をするなんてあまりに非常識では』などの批判が殺到しましたが、私の知る限り、この“不謹慎発言”に対する謝罪はありません。そんな人が、岡村を叱れるのか？ となったのです」（芸能記者）
岡村の発言も問題ではあるが、自身の失言について謝罪できない和田を視聴者が批判するのは、当然のことだろう。
