お笑いタレント・江頭2:50の出演するYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」が2月27日、公式ツイッターアカウントを更新し、いまだに同チャンネルから広告収入を得られていない状況を嘆いている。
2月に入って開設されたばかりの「エガちゃんねる」は、1カ月間で173万人ものチャンネル登録者を集める超人気チャンネルとなっているが、同アカウントはYouTubeからの広告審査が依然としてクリアされず、「収益はゼロのままです。どうすればいいんでしょうか?」と驚異的な再生数とは裏腹に広告収入を得ることができていない現状を報告している。
リプライには「署名が必要なら私達が署名します」「こんなに頑張ってるのに収益がゼロなんて」「頑張れー!!」との応援コメントが付き、相変わらずの人気ぶりが窺えるものの、28日時点で累計3000万回を超える視聴数を誇る“モンスターチャンネル“がこれ以上収益ゼロの状態が続くのであれば、これまでと異なる可能性も検討すべきなのかもしれない。
「著作権に絡む海外の詐欺に遭うというトラブルから“広告収入ゼロ”に見舞われているようですが、その過激な内容から今後もGoogleが定める厳しい広告規約とのせめぎ合いが続くことが予想され、爆発的な再生数とは対照的に広告収入については不安定なチャンネルとなりそうです。そうした課題をクリアするためにも、もはやGoogleによる広告には頼らず、日本のスポンサーと直接交渉して撮影セットにポスターやチラシを入れたり、動画の末尾にスポットCMを自前で挿入することで、Googleを介さずに広告収入を得る方法に切り替えるのも手です。200~300万回を記録するヒット動画を連発し、多いものは500万回を超えていますから、宣伝力は抜群であり、企業としてもこの人気チャンネルを“看板ゼロ”で放っておくのは非常にもったいない状態ですよ」(テレビ誌ライター)
とはいえ、広告収入ゼロでヒット動画をリリースする辺りも、「1クールより、1回の伝説」をスローガンに掲げる江頭ならではの生き様と言えるかもしれないが…。
(木村慎吾)