東京五輪が開催される今年一発目のジャンボ宝くじ「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」が2月28日まで発売中だ。そこで、アサ芸でもおなじみの宝くじアドバイザー・長利正弘氏が「五輪イヤーだからこそ狙いたい番号」をあぶり出した!
昨年までの「バレンタインジャンボ宝くじ」から名称は変更されたが、1等賞金は変わらず2億円。前後賞(5000万円)を合わせて3億円の豪華ラインナップだ。また、同時発売されている「東京2020協賛ジャンボミニ」は、1等(2000万円)と前後賞(500万円)を合わせて3000万円のビッグチャンスとなっている。
長利氏が解説する。
「日本では1964年に東京で、98年に長野でオリンピックが開催されましたが、64年は『ジャンボ宝くじ』という名称の宝くじの発売はありませんでした。98年はドリームジャンボ、サマージャンボ、年末ジャンボ、そしてバレンタインジャンボの前身となるグリーンジャンボが発売されていて、その時の高額当せん番号を見ると、不思議なことに五輪の『5』が組番号に必ず絡んでいるんです」
ちなみにグリーン=1等「58組」、2等「57組」、ドリーム=2等「35組」、サマー=1等「56組」、年末=1等「59組」という具合だ。五輪イヤーの今年は1年を通してジャンボ宝くじで組番号に「5」を狙ってみるのもいいだろう。
そしてもう1つ、「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」には、意外な法則が隠されていると、長利氏は言う。
「今回のジャンボは、昭和59年(84年)に緑化宝くじでスタートして以来、昭和61年(86年)にグリーンジャンボ、平成30年(18年)にバレンタインジャンボと名称変更されてきましたが、ポイントは初回と最後の回の組番号。初回の1等か2等で出た下2桁の数字が最後の回で入れ替わって出現しているんです」
緑化は初回1等「193組」→最後1等「39組」。グリーンは初回1等「72組」「172組」→最後2等「27組」。バレンタインは初回2等「35組」→最後2等「53組」と、まさに「逆転の法則」に基づいているのだ。
「実は東京五輪の協賛くじは平成28年(16年)からスタートしていて、今年で最後になるでしょう。であれば初回1等『66組』と2等『10組』『83組』『100組』に注目し、今回は『10組』と『83組』を逆転させた『01組』と『38組』を狙ってみたいですね」