3億円「東京五輪ジャンボ」で狙うべき番号(2)過去の協賛くじは必ず17万台が出現

 気になるのは残り2つの「66組」と「100組」。ゾロ目の組番号は狙えないのだろうか。

「素直に同じ番号を狙ってもいいと思います。東京2020協賛くじは、偶数年に必ずゾロ目が出現していますし、平成以降、5大ジャンボ宝くじの高額当せん番号で出たゾロ目の組番号は『11組』と『100組』がトップの10回。それに続くのが『66組』の8回です。『33組』と『99回』がわずか1回ですから、いかに『66組』『100組』が強ナンバーであるかがわかると思います」

 だが、長利氏の狙ってみたいゾロ目は、「5」を絡めた『55組』だ。

「長野五輪の時には『5』が絡みまくっていましたからね。今回ゾロ目で出ても不思議はないかと。ちなみに、ジャンボの1等だけに限れば『55組』は過去3回出現しています」

 これまで1等のゾロ目で最も多く出現しているのは「11組」「22組」「66組」のそれぞれ4回だった。

 組番号の狙い目がしぼれたところで、次は「10万台」の狙い目といこう。

「『17万台』で決まりですね。東京五輪の協賛くじはこれまで4回行われているのですが、必ず1等か2等で出現していますから」

 この「17万台」は、「東京2020協賛ジャンボミニ」でも狙い目だという。

「前身の『バレンタインジャンボミニ』では、平成29年(17年)の発売開始以来、3年連続して1等で出現中なんです。ここは、とだえるまで狙い続けたいですね」

 組番号についても、ジャンボと同じようにゾロ目で勝負、といきたいところだが‥‥。

「平成25年(13年)の年末ジャンボの時に『ジャンボミニ』がスタートしましたが、組十位と一位を抽せんするようになったのは28年(16年)の年末ジャンボミニから。その後、1等は70本出ていますが、組番号でゾロ目だったのは、わずか3本だけなんです。ジャンボミニでは、ゾロ目が出にくい印象です」

 その3本は平成29年のドリーム「44組」、令和元年のオータム「88組」と年末の「55組」だ。

「ただし、最近の抽せんでは2回続けてゾロ目が出ています。平成から令和になったことで潮目が変わり、ゾロ目の巻き返しが始まるかもしれませんけどね」

 五輪イヤーだけに、ジャンボミニでもゾロ目の「55組」を狙ってみてもおもしろいかもしれない。読者諸氏の幸運を祈る。

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