赤木野々花アナが限界突破!視聴者が「神回」認定したNHK朝番組のハイライト

 朝の情報番組がここまで「熱く」なることがあるだろうか。6月30日放送のNHK「おはよう日本」内コーナー「みんなで筋肉体操」で、赤木野々花アナウンサーと是永千恵アナウンサーが披露した「全力トレーニング」が、テレビの前の視聴者を一気に目覚めさせた。

 この日のテーマは「力強さの源・下半身を鍛える」。手本役の近畿大学准教授・谷本道哉氏が「腰を落とし、足を前後に切り替えます!」と号令をかけると、スタジオは即座に「部活モード」へ突入した。

 カメラが真っ先に捉えたのは、「ののの」の愛称で親しまれる赤木アナ。タイトなTシャツの胸元がリズムに合わせて上下するたびに、男性ファンからは「朝からすごい映像」「のののマジですげぇぇぇ!」といった歓声が次々と上がった。

 運動は回を重ねるごとにハードさを増し、最後のセットで谷本准教授が「筋肉は止まらない、やめられない、止められない!」と鼓舞すると、赤木アナと是永アナは脚が言うことを聞かず、ついに床へ崩れ落ちる事態に。2人は肩で息をしながらダウンしてしまったのだ。SNSには「これは神回」「朝からこんなのいいのかよ!」というコメントであふれた。

 同コーナーは、これまで是永アナが単独で出演するケースが多かったが、最近は赤木アナとの「ダブルキャスト」が定着しつつある。赤木アナの明るい掛け声と是永アナの冷静な実況が噛み合い、番組ファンからは「2人セットで見たい」と所望する声が多く、制作サイドもその熱量を感じ取って、今後もコンビでの出演が続く可能性は高そうだ。

 NHKは時に体当たり企画を放送するが、「みんなで筋肉体操」はその象徴的存在。「短時間・高負荷」を合言葉に、筋トレ初心者でもチャレンジしやすい動きを取り入れつつ、出演者の本気度でエンタメ性を確保している。今回は赤木アナの「縦揺れ」に視線が集まったとはいえ、下半身強化の大切さを訴える狙いもしっかり達成したといえるだろう。

 新年度から3カ月が経過し、暑さと湿気で気分が沈みがちな朝に、2人の奮闘は確かな爽快感をもたらした。次回の「みんなで筋肉体操」では、どんな「全力シーン」が飛び出すのか。視聴者の期待値は、赤木・是永コンビの筋力とともに、まだまだ向上し続けそうだ。

(ケン高田)

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